プレスリリース
国際線「燃油特別付加運賃」の改定を申請
第07142号
JALグループはこの度、2008年4月から適用する「燃油特別付加運賃」(通称「燃油サーチャージ」)の運賃額を決定し、本日国土交通省に申請いたしました。
JALグループでは、燃油特別付加運賃額を3ヶ月ごとに、直近3ヶ月間の燃油市況価格平均に基づき見直すことにしています。2008年4月から6月までの燃油特別付加運賃額は、2007年11月から2008年1月までのシンガポールケロシン市況価格の3ヶ月平均によって決定いたしますが、この間の市況価格平均は1バレル当たり109.06米ドルでした。この水準はこれまでの適用条件表の最も高いゾーン(100米ドル以上105米ドル未満)をも超え、2007年度当初には想定をしなかった燃油市況になっています。
2008年4月からの燃油特別付加運賃額設定にあたっては、適用額の水準を従来よりも下げ、改定の頻発を避けるために指標とする市況価格の幅もこれまでの5ドルから10ドルに広げた適用条件表に改めました。その結果、4月から6月までの適用額は従来の100米ドル以上105米ドル未満の設定額を下回る水準となりますが、燃油市況の高騰により現行の適用ゾーン(90米ドル以上95米ドル未満)から引き上がることになります。
シンガポールケロシン市況価格は2007年中に約40ドルも上昇し、予断を許さない状況となっています。JALグループでは一層の収支改善に努めて参りますが、高止まりした航空燃油費の一部を引続きご負担頂くことにつきまして、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
【「燃油特別付加運賃」改定の概要】
・適用期間: 2008年4月1日発券分から、6月30日発券分まで
・運賃額: (日本発の場合。額は一区間片道当り)
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現行 |
改定後 |
韓国 |
2,400円 |
2,500円 |
中国 |
5,900円 |
6,500円 |
香港・フィリピン・台湾・グアム・ベトナム |
7,500円 |
8,000円 |
タイ・マレーシア・シンガポール・インドネシア・インド・ハワイ |
12,500円 |
14,000円 |
北米・欧州・中東・オセアニア |
17,000円 |
20,000円 |
ブラジル |
21,000円 |
24,000円 |
・改定条件
1)2008年4月1日から6月30日発券分については、今後の航空燃油価格の水準に係わらず、上記改定額からの変更は原則行いません。ただし政府認可状況に伴う変更はこの限りではありません。
2)2008年7月以降発券分の燃油特別付加運賃については、2008年2月から2008年4月の3ヶ月間のシンガポールケロシン市況価格平均に応じて適用額を決定する予定です。
3)3ヶ月間の市況平均が1バレル当たり50ドルを下回った場合には、本運賃を廃止致します。
※適用条件
①関係国政府認可条件により、額や改定時期、適用期間が変更となる場合があります。
②大人・小児・幼児ともに同額をご負担いただきます。 また、JALマイレージバンク国際線特典航空券ご利用のお客様にも同額をご負担いただきます。
③航空券ご購入後に払戻しする場合、燃油特別付加運賃については、取消手数料・払戻手数料は適用されません。
《適用条件表》
以 上
*印刷をされる方はこちらをご利用下さい。
JGN07142.pdf