プレスリリース
SKY SUITE仕様の国際線777-200ERが2016 年度「グッドデザイン賞」を受賞
第16173号
2016年6月に導入し、現在、羽田=バンコク線・シンガポール線に就航している、JALの国際線新客室仕様「SKY SUITE 777(スカイスイート777)」の777-200ER型機が、本日、2016 年度「グッドデザイン賞」を受賞しました。SKY SUITE仕様の777-200ER型機は「ひとクラス上の最高品質」をテーマに開発し、ビジネスクラスに最新のフルフラット型座席「SKY SUITE Ⅲ(スカイスイートスリー)」、プレミアムエコノミークラスに「SKY PREMIUM(スカイプレミアム)」、エコノミークラスに“新間隔エコノミー”として親しまれている「SKY WIDER(スカイワイダー)」を装着し、お客さまより大変ご好評いただいております。「グッドデザイン賞」は、形の美しさだけでなく、品質、使いやすさ、商品としてのバランスの良さ、さらには機能性や先進性、グローバル性など、あらゆる角度からの審査を経て選定される賞です。
今後、新たにSKY SUITE仕様の777-200ER型機を羽田=香港線、そして羽田、関西、中部、成田からのホノルル線へも順次展開し、より多くのお客さまに快適な空の旅をお届けします。
JAL は「チャレンジJAL」宣言のもと、これからもお客さまの利便性や快適性を追求すべく新たな商品・サービスの提供にチャレンジしてまいります。
グッドデザイン賞とは : 1957年、通商産業省(当時)によって創設された「グッドデザイン選定制度(G マーク制度)」の後継事業として1998 年、(財)日本産業デザイン振興会の主催する「グッドデザイン賞事業」として新たにスタートした、日本で唯一の総合的デザイン評価・推奨制度です。
ビジネスクラスシート「SKY SUITE Ⅲ」
プレミアムエコノミークラスシート「SKY PREMIUM」
エコノミークラスシート「SKY WIDER」
■概要
ビジネスクラス座席「SKY SUITE Ⅲ」はプライバシーの確保や快適性を追求した新しいフルフラット型座席です。中央席では足元を立体的に交差させる工夫を行うなど、ベッドポジション時にゆったりとお休みいただけるよう足元まで十分なスペースを確保しました。プレミアムエコノミークラスには他のSKY SUITE機材でご好評いただいている「SKY PREMIUM」を導入しました。エコノミークラスでは足元スペースを最大約10㎝拡大した「SKY WIDER」を並び席の確保や通路アクセスが容易な3-4-2の座席配列としています。すべてのクラスでお客さまのさまざまなニーズにお応えする客室仕様を実現しました。
■評価のポイント(審査者コメント要約)
ビジネス客とリゾート客が混在する国際線中距離路線の特性に応じて、各クラスで座席配置に工夫がなされているが、特にビジネスクラスにおいて、フルフラットにした際に、座性を上下にずらすことで個人スペースを最大限に確保する空間の使い方が優れている。隣席との間の可動式ディバイダーなど、複数人利用にも配慮がなされている。限られた機内で空間の使い方の工夫によってより快適な移動時間を提供するデザインである。
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20160929_JGN16173_SKY SUITE仕様の国際線777-200ERが2016 年度「グッドデザイン賞」を受賞.pdf