プレスリリース
JAL、3年連続「健康経営銘柄」に選定
~社員の健康支援で、お客さまへの「最高のサービスの提供」につなげます~
JALは本日、「健康経営銘柄2017」に3年連続で選定されました。
「健康経営銘柄」は、経済産業省が東京証券取引所と共同で、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる企業を選定するもので、上場企業の中から業種ごとに「健康経営」(*1)に優れた企業を選定し、長期的な視点で企業価値の向上を重視する投資家にとって魅力ある企業として紹介することを通じて、企業による「健康経営」の取り組みを促進することを目指しています。
(*1) 「健康経営」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。
JALは社員の健康を支えることで、社員の活力向上や生産性の向上を図り、「世界で一番お客さまに選ばれ、愛される航空会社」を目指して、これからも健康経営を推進してまいります。
<「健康経営」の位置づけ>
① JALグループでは、企業理念である「全社員の物心両面の幸福」の追求には「心身の健康」が不
可欠であるとの認識のもと、中期経営計画と連動した健康推進施策「JAL Wellness 2016」(*2)を
設定し、社員・会社・健康保険組合が一体となって「健康づくり」に取り組んでいく旨を
宣言しています。
② 「JAL Wellness 2016」は、生活習慣病・がん・メンタルヘルスを3本の柱とし、医療費分析に
もとづき適切な保健事業を展開する「データヘルス計画」もその一環と位置づけ、健康保険組合と
密接に連携を図りながら進めています。
(*2)「JAL Wellness 2016」参考URL:http://www.nikkokenpo.jp/wellness2016/
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(ホノルルマラソン2016にウエルネスリーダーもボランティア参加)
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(乗務前にストレッチをする客室乗務員)
<健康に関する具体的な取り組み例>
① 経営トップから「社員と家族の健康は会社の財産。社員の元気で世界一のエアラインを目指そう」
とのメッセージのもと、社員の健康意識を高める参加型の「JAL Wellness 2016 My Book」を
全社員に配布しています。
② 全国の事業所にて選任された「ウエルネスリーダー」が、健康への意識改革や行動変容を促す
ため、ウォーキング大会や運動会、体組成計の全国巡回、「階段のすゝめ」、「昼寝のすゝめ」、
「本気のラジオ体操」など自ら渦の中心になって各地のニーズに促した「ウエルネス活動」を
企画、展開しています。
また昨年5月には初の「全国ウエルネスリーダー勉強会」を開催し、社外講師による各種健康
セミナーや各事業所の健康課題に関する意見交換などを通じてさらなるウエルネスリーダー
全体の底上げを図っています。
③ 時差や低い気圧・湿度など機内の特殊な環境の中で「最高のサービス」の提供を担う乗務員の
ために、専属トレーナーによる乗務前後のストレッチ指導や、内科と精神科の常勤産業医に
よる日々の面談、保健師・臨床心理士によるフォローアップなども充実させています。
④ 生活習慣病ハイリスク者への医療受診勧奨、婦人科検診、臨床心理士によるメンタルセミナー
なども積極的に推進しています。
⑤ 施策内容は、事業主・健保で構成される「施策検討会議」や「評価会議」にて議論され、
次年度の活動に反映されます。
⑥ がん治療と就労の両立など様々な事情を抱える社員の就労支援を「ダイバーシティ・女性
活躍推進」や「働き方改革」と一体となり推進しております。
<活動の成果>
2015年度のJAL本体の有所見率は27.2%(対前年度比▲1.8%)に、喫煙率は14.0%(同▲1.4%)に減少しており、またJALグループ社員および家族の1人当たり医療費は、国民1人当たり医療費(60歳未満)に比べて各年齢層で平均約20%低く推移しています。
以上