プレスリリース
伊賀市、三重県、三重大学、JAL(産官学民)による「忍びの里 伊賀」創生プロジェクト発足
~本物を感じる「心・技・体」~
(共同リリース)
2017年8月5日
伊賀市
三重県
三重大学
日本航空株式会社
伊賀市、三重県、三重大学、JAL(産官学民)による「忍びの里 伊賀」創生プロジェクト発足
~本物を感じる「心・技・体」~
伊賀市、三重県、三重大学、日本航空株式会社(以下、JAL)は、日本の原風景が残り、日本遺産にも認定された「忍びの里 伊賀」で、「忍びの心・技・体」を体験いただけるプログラムを、日本国内をはじめ世界中の方々にお届けするため、「忍びの里 伊賀」創生プロジェクトを発足します。
【心・技・体体験プログラム】
「忍びの心・技・体」を体験し、「本物の忍びの里」を感じていただけるプログラムを以下のように展開します。
(1)大山田(おおやまだ)地域におけるトレイルランニングレースへの参画
日本遺産「忍びの里 伊賀・甲賀」の構成文化財である霊山等、かつて忍者が駆け巡った山々を走ることで心・技・体を鍛え、忍者の正心を学ぶことをテーマとして「第1回NINJA TRAIL RUNNING RACE(ニンジャ トレイル ランニング レース)」を2017年11月3日・4日の両日に開催します。また、当プロジェクト発足を記念してJAL×「忍びの里 伊賀」応援特別枠を設定し、参加者を追加募集※します。
※2017年8月9日より受付開始
(2)丸柱(まるばしら)地域における体験プログラムの造成
伊賀焼の里として知られ、美しい農村風景が残る伊賀市丸柱地域において、欧米の富裕層をメインターゲットとして、これら地域の魅力や「本物の忍びの里」を体感できる上質な体験プログラムを造成します。具体的には、歴史書に記された実際の忍者の生活になぞらえ、午前中には農作業、午後には作陶などの心技体を鍛え、忍者の正心を学ぶことに通ずるもの、といったような内容を予定しています。また、滞在施設として既存の古民家を活用することについても検討を進めています。
【連携する団体と主な役割】
【産】JAL
・機内媒体等を活用したプロモーション
・海外ネットワーク網を生かしたプログラム等の流通支援
・事業運営に係る等のノウハウの提供と連携、紹介
【学】三重大学
・プログラムや「食」における忍者に関する学術的裏付け及び監修
・伊賀地域の歴史・文化に対する学術的探究と地域創生に向けた成果の活用
【官】三重県、伊賀市
・プロジェクト全体調整
・地域間の連携推進
・地元食材の活用促進及び調達支援
【民】一般社団法人伊賀上野観光協会、忍者トレイルランニングレース実行委員会、丸柱地域まちづくり協議会
・地域の合意形成
・プログラム及びレース等の実施
【今後の展開】
(1)各種媒体での情報発信
プロジェクト加盟各団体においてそれぞれの媒体を活用し、当該取組の周知を図ります。
(2)物産の販売促進
伊賀焼をはじめ、伊賀組紐・伊賀米・伊賀酒等、伊賀の魅力的な特産品を、関係各所にて販売します。
(3)体験プログラムの旅行商品化
創生した体験プログラムについて、モニターツアーを実施する等、ブラッシュアップを行ったうえで、旅行商品化、販売を行います。
(4)受入体制の強化
着地型観光として旅行者を受け入れるために必要となる語学や接客等を学ぶ研修を実施します。
(5)当該取組の全国展開
「日本忍者協議会」及び同協議会加盟団体との連携によるスケールメリットを生かした誘客と、伊賀の「忍びの里」としてのさらなるブランド価値向上を図るため、全国の忍者ゆかりの地域に当該取組の拡大を図ります。
以上