プレスリリース
JALとBOOM TECHNOLOGY.INC,資本業務提携で合意
~超音速旅客機開発を通じて、新たな時間価値の創出に挑戦します~
(共同リリース)
2017年12月5日
日本航空株式会社
BOOM TECHNOLOGY,INC.
日本航空株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:植木義晴、以下「JAL」)とBOOM TECHNOLOGY,INC(本社:デンバー、CEO:Blake Scholl、以下「BOOM」)は、BOOMが開発に取り組んでいる超音速旅客機による飛行時間短縮をともに挑戦するべく、パートナーシップ関係を締結しました。
さまざまな分野での技術革新により、その対応が求められる中、航空機による「移動時間の短縮」には大きな価値があり、その可能性に対するBOOMの挑戦をJALは定期航空運送事業者の観点からサポートし、その実現による顧客価値向上を目指してまいります。現在の航空機とは異なる「超音速機」による運航を目指すことで、お客さまへ従来とは全く違う「時間」を提供できる未来を創造すべく、協業してまいります。
◆BOOM開発航空機概要
導入計画: 2020年代半ば以降
巡航速度: マッハ2.2(洋上飛行時。時速換算で2,335km)
(参考:現在の航空機の速度は時速800km~900km)
航続距離: 8,334km
装着座席数: 45~55席(ビジネスクラス仕様)
*参考:Boom社HP: https://boomsupersonic.com/
◆パートナーシップ詳細
○JAL
資金提供(10百万ドル)
定期航空運送事業者観点(技術、仕様など)でのサポート
プロモーション協力
将来の優先発注権(20機)
○BOOM
超音速機開発
各許認可事項への対応
導入時のサポート
プロモーション協力
以上