このページの本文へ移動

【関東】自社農園「JAL FARM」で再エネを活用した「夏いちご」の収穫を開始

〜太陽光発電と産業用蓄電システムにより、夏季空調電力の約6割を再エネ化〜

 JALグループの農業法人であるJAL Agriport株式会社(本社:千葉県成田市、代表取締役社長:籔本 祐介、以下「JAL Agriport」)は、自社農園「JAL FARM」で進める「カーボンゼロ農業モデル」の実証実験(*1)において、中型産業用蓄電システムの稼働後初となる「夏いちご」の収穫および販売を開始しました。
 夏のハウス空調に伴う電力コストとCO2排出量は、周年栽培による収益性向上の大きな課題でしたが、本実証では、太陽光発電と蓄電池を連携させることで、夏季の空調電力の約6割を再エネ化することに成功しました。これにより、電力コストとCO2排出量を削減(*2)しつつ、希少価値の高い夏いちごの安定生産を実現しました。
(*1)2025年4月11日付プレスリリース|JALグループとパワーエックス、環境事業で業務提携 https://press.jal.co.jp/ja/release/202504/008765.html
(*2)7月単月で系統電力を約11,500kWh、電力コストを約28万円、CO2排出量を約4.9トン削減

JAL FARMの夏いちご

 JAL FARMでは、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)が開発した品種「よつぼし」や「すず」などを栽培し、8月から順調に収穫を始めています。収穫した夏いちごは、千葉県酒々井市のカフェコムサや神奈川県大和市のメゾンジブレーでタルトなどに活用・販売されているほか、成田地区のスーパーマーケットなどでもB級品も含めて販売し、フードロス削減にも貢献しています。今後も収穫量を見極めながら、販売展開を拡大していきます。

カフェコムサ「いちごとマンゴーのケーキ」
メゾンジブレー「夏苺「すず」のタルト」

 

 

 今後JAL Agriportは、本実証で得た成果と知見を踏まえ、以下の3つの柱で事業展開を検討していきます。

1. 夏いちごの収穫量拡大と「周年栽培」の強化
蓄電システムを活用した空調制御の最適化とハウス内の環境管理をいっそう精度向上させ、夏季の栽培規模と収穫量を大幅に引き上げます。冬から夏まで高品質ないちごを安定供給できる「周年栽培」の体制を確立し、農業経営の収益基盤を強化します。

2. いちご周年栽培モデルの外販およびソリューション営業の展開
本実証で確立した周年栽培手法をパッケージ化し、他の農業法人や自治体、新規参入事業者への外販・提供を目指します。営農ノウハウから再エネ導入支援までを含む「農業ソリューション」を展開し、地域農業の課題解決と持続可能な農業モデルの普及に貢献します。

3. 周年栽培強化に伴う海外輸出の拡大
JALグループの国際物流ネットワークやノウハウを活用し、日本の「安心・安全」で高品質な農産物をアジアをはじめとする世界各国へ継続的に輸出し、ブランド価値向上と市場拡大を目指します。

 

 JAL Agriportは、持続可能な農業モデルの構築と地域社会との共創を通じて、JALグループが「JAL Vision 2035」で掲げる「心はずむつながりが社会全体に広がるサステナブルでウェルビーイングな未来」の実現に貢献してまいります。

 

以上

TITLE

この画像の著作権その他の知的財産権については、当社またはその提供者が権利を有します。個人的使用または非営利目的の場合のみダウンロードして使用いただけます。但し、報道目的の場合はこの限りではありません。