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決算・株式・経営

JALグループ、2005~2007年度中期経営計画を策定!

  第04135 JGN号

JALグループは、この度、「2005~2007年度中期経営計画」を策定致しました。

2004年度は、記録的な燃油価格高騰などによる費用増を補うため、約470億円の緊急収支改善を行っている状況ですが、 2005年度以降についても、燃油費高騰など航空業界を取り巻く厳しい環境は続くものと思われます。そのような環境下、JALグループは、大胆なパラダイムの転換を含む事業構造の改革により、

燃油価格高騰や需要低迷などのいかなる環境においても、利益の生み出せる事業構造を構築し、今後の成長マーケットであるアジアの航空会社にも伍する強靭な経営体質を築くため、

今中期経営計画を策定しました。

今中期経営計画にて、以下の3項目に取り組みます。

1:「国際旅客事業の構造改革」

高収益・高成長路線へ資源を集中させる一方、低収益路線については改廃を行うなど、資源再配分と収益性をより重視したネットワークの構築を行います。また、JALwaysの事業規模の拡大や、機種・機材仕様の集約などにより、コスト競争力の更なる向上に努めて参ります。

2:「成長マーケットへの積極的な展開」

堅調な成長が見込めるアジア・中国等への積極的な展開を行います。

3:「費用構造改革」

持株・事業会社の一社化、人員見直しによる人件費効率化、生産体制の外部化・外地化、グループ外契約見直し、役員数削減や役員退職慰労金制度廃止、一般経費圧縮、e化推進などのあらゆる施策を実施し、2007年度に750億円、長期的には1000億円以上の費用構造の抜本的な改革を図り、収支改善を行います。

JALグループでは、持株・事業会社の一社化を最終目標とした「スリムなグループ運営体制構築」、IT活用による「業務プロセス単純化」など、様々な場面で “シンプリフィケーション” を図りながら、上記構造改革を推進し、各年度毎に、以下を重点目標として参ります。

2005年度:   当期純利益100億円以上を達成します

2006年度:   国際旅客事業を黒字化します

2007年度:   連結営業利益1000億円以上を達成します

”Dream Skyward.“ 空に限りない夢とよろこびを。

JALグループは、お客さまの視点に立った「サービス・商品力」強化により「JALファンの拡大」を図るとともに、大胆な構造改革を断行し、「質・量総合して世界のトップエアライングループ」を目指して参ります。ご期待下さい。

以 上

別紙: 2005~2007年度JALグループ中期経営計画


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JGN04135.pdf
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