プレスリリース
JAL、東京=熊本線に夜間貨物便就航!
第05025 JGN号
JALは旅客機を使用した夜間貨物便を7月7日より東京(羽田)=熊本線に定期便として運航することを決定し、本日、国土交通省に申請を行いました。環境に配慮しつつ、付加価値の高い夜間貨物便輸送で、九州地方の中心に位置する熊本と首都圏を結びます。就航当初は週3便(往復)、11月以降は毎日1便(往復)を運航します。JALにとって旅客機を使用した夜間貨物定期便は初めての就航となります。運航の詳細は下記のとおりです。
JALは熊本空港周辺地域の住民の皆様からいただいた、深夜の騒音に対する強い懸念、ご意見を真摯に受け止め、以下の内容を実施します。同空港の周辺環境に配慮し、低騒音機であるA300-600R型機(貨物搭載量:片道約11トン)を使用し、低騒音での運航に努めます。深々夜帯を避けた運航ダイヤとし、また通常に比べ高い高度から継続した降下を行う進入やエンジン逆噴射を抑えた着陸、高い高度まで急上昇する離陸方式などを同便では採用して、極力騒音を抑えた運航を行います。
この夜間貨物便では宅配貨物(郵便小包を含む)、ビジネス貨物、生鮮貨物を中心として、1日あたり約20トン(往復合わせて)の需要を見込みます。また、需要動向に応じ、将来は同じ低騒音機であり、搭載能力の高いB777型機(貨物搭載量:片道約15トン)を使用することを計画しています。
九州地方には多くの IT関連企業がその拠点を擁しています。また、熊本は首都圏で需要の高い生鮮品の特産地です。熊本は、空港から高速道への容易なアクセスを利用し、九州の広い地域と首都圏を迅速に結ぶ新たな物流拠点として、夜間航空貨物輸送に対する需要が特に強い地点と考えています。
JALは夜間貨物便で首都圏と九州圏を安全運航で結び、お客さまの物流ニーズにお応えしていきます。 以上
運航概要
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