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決算・株式・経営

平成18年3月期 第1四半期業績の概況について

  第05046 JGN号

JALグループは、本日、平成18年3月期第1四半期の連結業績の概況を取りまとめました。

概略は以下のとおりです。

■JALグループ連結業績(4~6月)                               (単位:億円)

平成18年3月期  第1四半期決算

平成17年3月期  第1四半期決算

増減

前年比

営業収益

5,033

4,793

240

105.0%

   (内、国際旅客)

   (内、国内旅客)

   (内、国際貨物)

 1,596

 1,503

411

1,500

1,500

404

 95

 3

6

 106.4%

 100.2%

 101.6%

営業利益

▲320

▲302

▲17

   ―

経常利益

▲374

▲357

▲16

   ―

第1四半期純利益

▲383

▲407

23

   ―

(*億円未満切り捨て)

(1)国際旅客:路線別に見ると米大陸・欧州線等の長距離路線が堅調に推移しましたが、東南アジアやオセアニア線の回復ペースは緩やかで、反日運動の影響を受けた中国線では需要が昨年度を下回りました。一方、燃油価格高騰に伴う運賃の改定やサーチャージの導入等に伴い単価は上昇しております。その結果、対前年比で有償旅客数が1.6%、有償旅客キロが1.2%増加し、収入は95億円の増収(対前年比+6.4%)となりました。

(2)国内旅客:団体旅客需要は堅調な伸びを示しましたが、安全運航に関わる一連のトラブルの影響もあり個人旅客需要は昨年度を僅かに下回りました。昨年導入した「クラスJ」、「ICチェックインサービス」が好評で利用者は着実に増加しています。対前年比で有効座席キロが 2.5%減の一方、有償旅客数は0.3%増、有償旅客キロは0.2%増とほぼ横ばいで推移し、収入は3億円の増収(対前年比+0.2%)とほぼ前年並みでした。

(3)国際貨物:海外発需要は中国発が堅調なものの、欧米発が軟調に推移し、日本発需要は東南アジア向けを中心に弱含みで推移しました。対前年比で有償貨物トンキロは5.2%減少しましたが、燃油サーチャージの改定等に伴い単価が上昇し、収入は6億円の増収(対前年比+ 1.6%)となりました。

(4)燃油費 :4-6月のシンガポール・ケロシンの市況が前年同期の平均41.0米ドル/バレルに対して、今期は平均66.7米ドル/バレルと高水準で推移し、対前年で219億円増加し873億円となりました。

(5)為替  :前年同期の平均レート1米ドル=110.0円に対して、今期中の平均レートは1米ドル=106.7円と円高に推移し、営業利益ベースで32億円の増益要因となりました。

   

 

年度見通し

今年度は燃油単価をシンガポール・ケロシン54米ドル/バレルと想定しておりましたが、現在市況はおよそ70米ドル/バレルとこれを大幅に上回る水準で推移しており、燃油高騰が及ぼす影響額は年間約450億円程度に及ぶ可能性があります。しかしながら、当社グループでは今中期計画で策定した費用構造の抜本的改革に加え、燃油高騰に対しても更なる自助努力を含めた様々な収支改善策を策定・実行することにより、燃油高騰による影響を最小限に留めることができると考えております。従いまして、年度見通しの修正は行なっておりません。

  (営業収益2兆2,090億円、営業利益600億円、経常利益290億円、当期純利益170億円)

以上

添付資料:第1四半期財務・業績の概況(連結)
JGN05046.pdf


*印刷をされる方はこちらをご利用下さい。
JGN05046A.pdf
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