プレスリリース
JALグループ、2005年度下期路線便数・機材計画を一部変更
第05047 JGN号
JALグループは、この度、2005年度下期の路線便数・機材計画の変更内容を決定しました。
JALグループでは、現在、燃油費高騰などによる影響を克服するため、収支改善と不断の構造改革を推進しておりますが、今般の路線便数・機材計画においても、収益性をより重視して、見直しを行いました。
各事業においては、以下の基本的考え方に基づき、見直しを行っています。
国際旅客事業:早期再黒字化を目指し、低収益路線の見直し JALウェイズ担当路線の見直しによるコスト競争力確保 747型機3機の追加退役
国内旅客事業:お客さま利便向上と収益性向上の両立を目指した路線便数計画への見直し
貨物事業 :更なる収支改善を目指し、需要動向の変化に対応した路線便数計画への見直し
路線便数・機材当初計画からの主な変更点は以下の通りです。
【国際旅客便】 (1)減便・運休路線
(2)JALウェイズ担当路線の見直し 従来、JALウェイズが担当していたホノルル・バンコクなどに加え、10月1日より、「東京=マニラ」「東京=ブリスベン」「東京=デンパサール」「大阪=デンパサール」線を担当することで、JALウェイズ担当規模を維持し、コスト競争力を引き続き確保してまいります。
(3)その他
【国内旅客便】 1.羽田路線 需要の季節変動に柔軟に対応する為、多客期の札幌線の大型化など、各路線の需要動向に合わせた運航機材の適正化を図ります。
2.伊丹・関西・神戸路線 関西地区マーケットにおける需要動向・他社路線状況などを総合的に勘案し、関西圏におけるお客様利便の最大化を目指し、、3空港からの路線ネットワークの積極的展開を図ります。 なお、神戸路線については、2006年2月16日の開港当初から、東京、札幌、沖縄、仙台、熊本、鹿児島線の6路線に、計10便の運航を計画します。(詳細な運航計画につきましては、11月末までに決定予定)
3.名古屋路線 高需要路線である中部~沖縄線を期間増便するなど、旺盛な中部地区需要に対応すべく、中部国際空港での路線展開を積極的に推進します。同時に、CRJ-200型機を増機し、60人以下の小型機専用空港である名古屋(小牧)空港を基点とする路線ネットワークの充実を図ります。
【国際貨物便】 旺盛なアジア発貨物需要に対応し、増便を行います。
なお、引き続き成長の見込まれる中国線につきましては、旅客・貨物便ともに、今後の関係当局間協議の動向を注視しつつ、更なる積極的拡充を検討してまいります。
【機材計画】 当初計画に、以下を追加します。 (1)747型機3機を追加退役させる(10月2機、11月1機) (2)767型機1機を国際線から国内線に配転する 尚、2005年度末におけるJALグループの稼動機材数は、当初計画では284機でしたが、上記により、281機となります。
【2005年度機材退役・導入計画】
琉球エアーコミューター(RAC)含む
なお、当計画は関係官庁の許認可取得を受けて実施します。
以 上
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