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決算・株式・経営

JALグループ、2006-2010年度中期経営計画を策定!

第05153 JGN号

10月に事業会社の統合を完了する2006年度は、JALグループが「安全」「お客さま視点」を最も大切にする企業として生まれ変わる再生への初年度となります。日々安全運航を重ね、お客さまに「安心」「快適」にご利用いただくことで、全てのステークホルダーからの信頼回復に向け、総力を結集してまいります。

2006-2010年度の5年間の本中期経営計画においては、昨年11月に策定した「JALグループ企業改革方針」を具現化し、全社一丸となって実行していきます。

2006-2008年度の3年間を事業基盤の再構築段階と位置付け、国際旅客事業における事業リストラを完遂するとともに、費用構造改革を継続的に拡大します。また、「安全」「お客さま視点」に繋がる施策への選択と集中によりリソースを傾注することで、経営基盤を再構築します。その上で、2009年度以降の羽田空港の再拡張・国際化、成田空港の発着枠拡大等の新たなビジネスチャンスに対応する航空機も積極的に導入し、持続的な成長へと繋げてまいります。

今中期経営計画においては、主として以下の3項目に重点的に取り組みます。

1.新しいJALグループに向けて “信頼の回復とお客さま指向の徹底”

安全アドバイザリーグループの提言を具現化することにより、安全運航の基盤を再構築し、「お客さま視点」を意識の中心に据える意識改革を進めます。総額1,250億円規模(目標)の安全・サービスへの集中的な投資を行うことで、高い安全水準を持った企業への再生と、商品・サービス品質の強化を図ります。

2.国際旅客事業のリストラとダウンサイジングによる収益性改善

2006-2008年度に、低収益路線の更なるリストラ、ダウンサイジングを推進するとともに、経年機材の更新と中小型機を中心とした新機材の導入による機材競争力向上、事業規模見直しに応じた費用効率化を着実に進めます。また、ビジネス旅客ニーズに合致したネットワーク、高品質商品・サービスを提供します。こうした施策により、L/F、イールド両面の向上を図ります。

3.費用構造改革の継続的拡大

2005年度実施見込みの570億円の収支改善策(*)の効果を継続的に拡大していきます。中期最終年度の2010年度には、1,190億円(目標)の収支改善策(*)を達成すべく、さらに徹底した費用構造の見直しを全社横断的に断行します。

(*)2004-2006年度中期計画における2005年度想定対比

中期経営計画の目標

2006年度目標 : 連結当期利益黒字化

2008年度目標 : 事業基盤再構築の完了

2010年度目標 : 連結営業利益率5%以上

以 上

添付資料:JALグループ2006-10年度 中期経営計画
JGN05153.pdf


*印刷をされる方はこちらをご利用下さい。
JGN05153A.pdf
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