プレスリリース
JAL、米国南部との貨物輸送ネットワークを拡大!
第06021 JGN号
JALは6月3日より、日本と米国南部を結ぶ貨物輸送ネットワークを拡大します。これまでのトラックを利用した地上転送サービスに加え、フロリダウエスト航空との提携による、JAL貨物便と同航空便を組み合わせたサービスを開始します。安定的な輸送スペースの提供と高速での輸送を両立させるとともに、JAL運航便乗り入れ地点と同様に、インターネットを通じて貨物の運送状況をお知らせし、安心かつ確実な輸送を行います。この新サービスは、日本からは米国南部向け、中南米向けの電子部品、自動車関連部品などの貨物、日本へは自動車関連部品や切花、ブルーベリーなどの貨物の輸送需要を見込み、月間400トンの取り扱いを目標とします。
新サービス「JALサザンフラッシュ」は、東京または名古屋と米国のダラスまたはマイアミを結ぶ貨物輸送サービスです。お客さまの貨物を東京と名古屋からJAL貨物便によりアトランタへ空輸後、提携航空会社であるフロリダウエスト航空の貨物専用便を利用し、ダラス、マイアミまで輸送します。また、ダラス、マイアミからの貨物も同様にアトランタ経由で日本へ輸送します。
お急ぎの貨物は「JALサザンフラッシュ」で! 輸送時間はこれまでのアトランタからのトラック転送サービスと比較して、ダラスで約2日、マイアミで約1日短縮されます。お客さまの高速輸送ニーズにお応えします。
大型貨物も「JALサザンフラッシュ」で! 「JALサザンフラッシュ」は、ダラス・マイアミ・アトランタを結ぶフロリダウエスト航空便の輸送スペースのうち、日本発/日本着貨物用にそれぞれ約80トン分をJALが買い取り、大型貨物の輸送ニーズにもお応えしていきます。
インターネットで貨物輸送情報もお知らせします! JAL貨物便との接続地点であるアトランタはJALにとって貨物便のみが就航する地点ですが、日本人現地駐在スタッフをはじめとする航空貨物取り扱いに熟達したスタッフがお客さまの貨物を大切にお取り扱いします。また、JAL便乗り入れ地点と同様に、JALカーゴホームページから貨物輸送情報もご覧いただけます。安心・確実な輸送サービスの提供を目指します。
フロリダウエスト航空はマイアミを基地とし、米国内やコロンビア、コスタリカなど中南米へ定期便を運航する貨物専用航空会社です。マイアミはフロリダ州の中心都市であり、自動車部品・化学製品などの工場やパーツセンターの集積地です。マイアミ空港は国際航空貨物の取り扱いで全米第1位の空港で、中南米への物流の玄関口としての機能を果たしています。ダラスはIT産業を中心とした商工業都市であるのみならず、テキサス州の金融・経済の中心として、メキシコへの中継点として、重要な都市です。
JALは6月より3機目のボーイング社747-400型貨物専用機を導入し、貨物専用機12機体制となります。安定的な貨物輸送スペースの供給を行うとともに、お客さまのニーズを満たす輸送商品の開発を積極的に行い、さらにお客様に選ばれるサービスの開発と提供に努めていきます。
以上
【ご参考】「JALサザンフラッシュ」スケジュール(2006.6.3~、時間は現地時間)
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