プレスリリース
JAL、海外整備の管理機能をさらに強化!
第06036 JGN号
JALは6月26日より整備本部の組織を改正し、海外で行う航空機整備の管理機能を強化します。エキスパートスタッフ約25名からなる「海外機体整備管理部」を整備本部内に新設し、海外での航空機整備委託に関する管理業務全般を一元的に統括します。
「海外機体整備管理部」は、これまで羽田整備事業部内や技術部内に置かれていた海外機体整備委託に関する契約・技術・品質・教育・補給等の管理業務を一元化します。また、整備本部長に直結した組織として、その機能の更なる充実を図ります。
また、主たる委託会社であるTAECO社(中国・アモイ)、SASCO社(シンガポール)に駐在するスタッフ数をそれぞれ1名から4名へと増員し、更なる委託社整備品質の向上を図ります。
TAECO社、SASCO社等は日本の国土交通省の認定を受けた工場で、世界の多くの航空会社が整備業務の委託を行っており、JALは両社の整備業務品質を見極めた上で業務委託を行っています。また、JALは両社に直接出資し、品質担当役員を派遣することにより、それぞれの社内において日常の品質管理状況を把握し、常に必要な改善対応を行える体制をとっています。加えて、領収検査に約10名程度のスタッフからなる領収検査チームを派遣し、整備内容の詳細について確認を行っています。今回の駐在スタッフの増員により、更にきめ細かい委託先管理を行うこととします。
JALはこれからも充実した整備体制の強化を行い、安全なフライトのご提供をお客さまにお約束します。
以上 |
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