プレスリリース
JALグループ、国際線「燃油特別付加運賃」の改定を申請
第07018号
JALグループはこの度、「燃油サーチャージ」(正式名称「燃油特別付加運賃」)の改定を行うことを決定し、本日国土交通省に申請いたしました。
航空燃油価格の水準は昨年末以降一時沈静化し、JALグループでは国際線ご利用のお客さまにご負担頂いている「燃油特別付加運賃」を本年に入って段階的に値下げしてまいりました。しかしながら航空燃油価格は本年2月末より再度上昇し、現在も1バレル当たり80ドルを超える高水準で推移しております。JALグループでは様々な収支改善策に取り組んでおりますが、現在の航空燃油費の水準は自助努力の範囲を超えていると判断せざるを得ないことから、「燃油特別付加運賃」の額を、本年7月より以下の通り改定させていただきます。
なお今後の燃油特別付加運賃の改定基準をより透明で分かりやすいものとするよう、燃油価格の上昇、下落双方について改定基準を開示しますとともに、改定の頻発によるお客さまのご不便を軽減するために適用額を最低3ヶ月間固定化することといたします。
JALグループでは今後も一層のコスト削減に努めて参りますが、高水準にある航空燃油費の一部を引き続きご負担頂くことにつきまして、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
【「燃油特別付加運賃」改定の概要】
・適用期間: 2007年7月1日発券分から、9月30日発券分まで ・運賃額 : (日本発の場合。額は一区間片道当り)
(*)香港線は運航距離に応じ、本来フィリピン・台湾・グアム・ベトナムと同一区分となりますが、現在は関係国政府認可の都合上、そのレベルよりも低額での設定となっております。 また今回7月以降分を距離に応じた本来の区分の額で申請を行いましたが、関係国政府認可関係次第では最終的に今回申請額より低額となる可能性もあります。 ・改定条件 1)今後は燃油特別付加運賃額を3ヶ月固定いたします。2007年7月1日から9月30日発券分については、今後の航空燃油価格の水準に係わらず、上記改定額金額からの変更は行いません。 2)下期(2007年10月以降)発券分の燃油特別付加運賃については、2007年5月から7月の3ヶ月間のシンガポールケロシン市況価格平均に応じた別表の金額を適用し、2007年8月から10月の市況価格平均の水準に変更があれば2008年1月から3月の適用金額を見直します。 3)3ヶ月間の市況平均が1バレル当たり45ドルを下回った場合には、本運賃を廃止致します。
※適用条件 (1)関係国政府認可条件により、額や改定時期、適用期間が変更となる場合があります。 (2)大人・小児・幼児ともに同額をご負担いただきます。 また、JALマイレージバンク国際線特典航空券ご利用のお客様にも同額をご負担いただきます。 (3)航空券ご購入後に払戻しする場合、燃油特別付加運賃については、取消手数料・払戻手数料は適用されません。
《別表》
以 上 |
*印刷をされる方はこちらをご利用下さい。
JGN07018.pdf |