プレスリリース
JALグループ、2007年度下期路線便数計画を一部変更
第07057号
JALグループは、この度、2007年度下期の路線便数計画の一部変更を決定しました。 ビジネス需要の旺盛な中国・アジア路線を一層強化し、高収益路線に資源を集中させてまいります。
国際旅客においては、(1)成田ハブ機能の強化、(2)羽田発国際線の増便、(3)プレミアム戦略の加速、(4)アジア・チャーター便の増強の4つの柱のもと、中国・アジアネットワークをさらに拡充した内容となっております。
国際貨物においては、3機目の767貨物機を導入し、中国・ベトナム線増便などアジア路線をさらに強化してまいります。
路線便数当初計画からの主な変更点は以下のとおりです。 *関係官庁の認可を前提としております。
【国際旅客】
1.成田ハブ機能の強化
~成田発着の路線・ダイヤを見直し、アジアと欧米をつなぐハブ機能を強化します~
・成田=広州線 ダブルデイリー運航(10/28~) |
週間13便から14便へ、1日2便運航とします。広州午前発と成田夕刻発の便を増便し、活発化する米州⇔中国間におけるビジネス需要の中継基地として、成田ハブ機能をより一層強固なものとします。
・成田=デリー線 デイリー運航(10/28~) |
週間5便から7便へ、1日1便運航とします。エグゼクティブクラスには、JALシェルフラットシート装備の777-200ER型機を導入し、飛躍的に増加する日本企業のインド進出を直行便で強力にサポートします。
・成田=ニューヨーク線 増便継続 |
3月25日~10月27日までの期間限定で成田=ニューヨーク線を3便増便し、週間10便から13便運航としておりましたが、増便後も高い搭乗率を維持していることから、下期以降も現行便数を維持します。増便した成田夕刻発の便は、アジアと世界の架け橋として、乗り継ぎのお客さまの利便性を向上させてまいります。
・ソウル-成田線 ダイヤ変更(10/28~) |
ソウルの出発時刻を変更します(952便、954便)。成田のハブ機能を活用し、東南アジア方面(デンパサール、バンコク、シンガポール等)への乗り継ぎを容易にし、ウォン高の影響で空前の旅行ブームに沸く韓国のお客さまの東南アジア方面への需要喚起を一層図ってまいります。
【昨年度】 【今年度】
JL952便 ソウル14:00発 成田16:20着 → ソウル12:25発 成田14:45着
JL954便 ソウル18:00発 成田20:20着 → ソウル14:00発 成田16:20着
【JAL成田ネットワーク】
【JALファーストクラスラウンジ 成田空港】
2.羽田発国際線の増便
~首都圏ビジネス需要の重要な拠点として、羽田発着の利便性を追求してまいります~
・羽田=上海(虹橋)線就航 (計画中) |
現在、運航している羽田=ソウル(金浦)線に加えて、東京と上海の市街地に隣接する空港同士を結ぶ待望の定期チャーター便の運航を計画しております。運航環境が整い次第、詳細をご案内いたします。
【JAL羽田ネットワーク】
3.「プレミアム」戦略の加速
~最新鋭機材の導入を積極的に進めてまいります~
・名古屋=バンコク線 JALシェルフラットシートを導入(10/28~) |
名古屋発着路線としては、名古屋=パリ線に続き、2路線目のJALシェルフラットシート導入となります。
「Relax & Private」をコンセプトに開発されたJALシェルフラットシートは、JAL独自のSHELL(シェル=貝)デザインが包み込まれるような安心感を作り出し、ワンランク上のプライベート空間をご提供いたします。
【JAL SHELL FLAT SEAT】
・福岡=上海線 737-800型機導入(10/28~) |
今年5月に国際線に導入した最新鋭機をビジネス需要の旺盛な上海線に初めて投入いたします。
足元の空間が大きく拡大した新世代シートを採用し、PC電源や個人エンターテインメントシステムを導入する等、機内のビジネス環境を向上させ、お客さまに一層ご満足いただける空間をご提供いたします。
【JAL 737-800】
4.アジア・チャーター便の増強
~アジア方面へのチャータービジネスを強化します~
・関西=シェムリアップ チャーター便初就航 |
アンコールワットなど世界遺産の宝庫であるカンボジアへは日本からの定期直行便がありません。東南アジアへ豊富なネットワークを有するJALだからこそ実現できる新しいデスティネーションにどうぞご期待下さい。
*日程については別途ご案内いたします。尚、関西以外の出発地も検討中です。
【アンコールワット】
尚、上記以外の主な変更は以下の通りです。JALは、お客さまの利便性を確保しつつ、路線効率化を並行して進めてまいります。
・成田=モスクワ |
月曜日・木曜日運航 → 月曜日・金曜日運航(11/12~) |
・成田=ロサンゼルス |
週間 8便 → 7便(10/27~ 066/065便運休) |
・成田=パリ |
週間10便 → 7便(11/2~ 415/416便運休) |
・成田=香港 |
週間17便 → 14便(10/27~ 739/730便運休) |
【国際貨物】
1.767貨物機によるアジア路線増強
・767貨物機3号機を導入し、関西=ホーチミン線に新規就航します! |
シンガポール、クアラルンプール、バンコク、マニラ、ジャカルタに続き、10月28日より、ホーチミンへ貨物機を投入いたします。日越間初の貨物便は第二滑走路のオープンとともに完全24時間化した関西空港発着にて、週間2便の運航を計画しています。
767貨物機運航のアジア主要路便は以下の通りです。
・関西-バンコク-ホーチミンシティ-関西 |
週間2便 新規就航! |
・成田-クアラルンプール-ジャカルタ-成田 |
週間2便 上期からの継続! |
・成田-シンガポール-バンコク-成田 |
週間2便 747貨物機からの機材変更 |
・767貨物機3号機で、中国線も増強します! |
週間14便運航されている767貨物機による中国線を、週間17便へ増強します。
中国線の主要な路線便数変更は以下の通りです。(10/28~)
・関西-香港-成田 |
週間3便 → 4便 |
・成田-名古屋-天津-関西 |
週間0便 → 2便 |
・成田-名古屋-天津-成田 |
週間2便 → 0便 |
・関西-天津-大連-成田 |
週間0便 → 1便 |
・成田=青島 |
週間0便 → 1便 |
・関西=青島 |
週間1便 → 0便 |
・関西-青島-成田 |
週間1便 → 2便 |
【JAL 767貨物機】
2.その他
・欧州直行便増便 |
一部路線を従来のアンカレッジ寄航から、アムステルダムへの直行便とし、アムステルダム寄航を増便(夏ダイヤ対比週間+1)します。(10/28~)
【国内旅客】
現在計画変更検討中で、8月末を目処に決定する予定です。決定次第発表させていただきます。
JALは成長著しいアジアの市場動向を徹底的に調査・分析し、安心とこだわりの品質で世界を結ぶ日本の翼 として、今後ともネットワークの拡充に努めてまいります。
以 上
*印刷をされる方はこちらをご利用下さい。
JGN07057.pdf |