プレスリリース
JALグループ、2008年度下期路線便数計画の一部変更を決定
第08062号
JALグループは本日、2008年度下期の国際旅客事業・国内旅客事業・貨物事業における路線便数計画の一部変更を決定しました。
燃油価格が高騰する中、収益性の確保と向上の観点で徹底的な見直しを行いました。国際線4路線の増便と3路線の運休、国内線9路線の増減便と12路線の運休、国際線5路線における使用機材の小型化と5路線におけるダイヤの見直し、6路線でのJALシェルフラットシートやJALスカイシェルシートの導入、中国全路線での個人型テレビモニター付き機材の固定運用などにより収益性と競争力を向上させて、2010年度の首都圏発着枠拡大に備えます。
路線便数の当初計画からの変更の概要は以下のとおりです。*下記計画は関係当局の認可を前提としております。
国際旅客事業
1. 好調な4路線の増便によるアジアネットワークの増強と3路線の運休により、収益性の向上を図ります。
路線 |
便数変更 |
増便時期 |
備考 |
東京(成田)=ソウル |
週間21便⇒週間26便 |
2008年10月26日~ |
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大阪(関西)=上海 |
週間14便⇒週間21便 |
2008年10月26日~ |
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大阪(関西)=ハノイ |
週間 4便⇒週間 7便 |
2008年10月26日~ |
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大阪(関西)=ソウル |
週間14便⇒週間21便 |
2008年10月26日~ |
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【 運休 】
路線 |
便数変更 |
運休時期 |
備考 |
福岡=上海 |
週間 7便⇒運休 |
2008年10月26日~ |
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名古屋(中部)=釜山 |
週間 7便⇒運休 |
2008年10月26日~ |
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大阪(関西)=ロンドン |
週間 7便⇒運休 |
2009年 3月29日~ |
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2. 計5路線で使用機材を小型化や省燃費機材への更新を進め、収益性の向上を図ります。
路線 |
機材変更 |
実施時期 |
備考 |
東京(羽田)=上海(虹橋) |
747-400⇒777-200ER |
2008年10月26日~ |
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東京(成田)=上海(浦東) |
767-300ER⇒737-800 |
2008年10月26日~ |
619/610便のみ |
東京(成田)=杭州 |
767-300ER⇒737-800 |
2008年10月26日~ |
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東京(成田)=台北 |
747-400⇒767-300ER |
2009年 3月 1日~ |
647/642便のみ |
大阪(関西)=上海 |
767-300ER⇒737-800 |
2009年 1月 1日~ |
629/620便のみ |
3. ダイヤを改善して乗り継ぎの利便性や選好性を向上させ、収入増を図ります。
路線 |
時間変更 |
変更時期 |
東京(成田)-クアラルンプール |
JL723便の成田出発時刻前倒しによりマレーシア国内線への乗り継ぎ利便性を向上 |
2008年10月26日~ |
東京(成田)-アムステルダム |
JL411便の成田出発時刻前倒しにより欧州域内便への乗り継ぎ利便性を向上 |
2008年10月26日~ |
広州-東京(成田) |
JL660便の広州早朝出発を1時間程度後倒しして選好性を向上 |
2008年10月26日~ |
東京(成田)=釜山 |
JL969便の成田出発時刻を夕刻に、JL960便の釜山出発時刻を早朝に変更し、韓国発需要の成田における乗り継ぎ利便性を向上 |
2008年10月26日~ |
大阪(関西)=釜山 |
JL967便の関西出発時刻を午後から午前に変更することにより、関西発需要の利便性を向上 |
2008年10月26日~ |
4. エグゼクティブクラスのJALシェルフラットシート、プレミアムエコノミーのJALスカイシェルシート導入路線を拡大します。また中国線では現在、約95%の便において個人型テレビモニター付き機材での運航を行っておりますが、2009年1月より全便に拡大します。
路線 |
サービス変更の内容 |
変更時期 |
東京(成田)=シドニー |
エグゼクティブクラスにJALシェルフラットシートを導入 |
2008年10月27日~ |
東京(成田)=ジャカルタ |
エグゼクティブクラスにJALシェルフラットシートを導入 |
2009年 1月 1日~ |
東京(成田)=モスクワ |
エコノミークラスにプレミアムエコノミーシートを導入 |
2008年11月29日~ |
東京(成田)=アムステルダム |
エコノミークラスにプレミアムエコノミーシートを導入 |
2008年12月 6日~*1 |
大阪(関西)=ロンドン |
エコノミークラスにプレミアムエコノミーシートを導入 |
2008年11月29日~*2 |
名古屋(中部)=パリ |
エコノミークラスにプレミアムエコノミーシートを導入 |
2008年12月 6日~ |
中国線全便 |
全クラスで個人型テレビモニター付き機材を投入 |
2009年 1月 1日~ |
(*1)2008年10月2日~12月5日は木,土,日曜日にご提供 (*2) 2008年10月1日~11月28日は月,水,金曜日にご提供
国内旅客事業
1.計5路線の増便と4路線の減便、12路線の運休により収益性の向上を図ります。
【 増便 】
路線 |
便数変更 |
増便時期 |
備考 |
東京(羽田)=松山 |
1日 4便⇒1日 5便 |
2008年11月~ |
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東京(羽田)=宮崎 |
1日 4便⇒1日 5便 |
2008年11月~ |
年末年始・春休みを除く |
福岡=東京(成田) |
1日 1便⇒1日 2便 |
2008年11月~ |
ロサンゼルス,ニューヨーク線などに接続 |
大阪(伊丹)=新潟 |
1日 5便⇒1日 6便 |
2009年 3月~ |
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名古屋(中部)=札幌 |
1日 4便⇒1日 5便 |
2009年 2月~ |
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【 減便(増便計画修正を含む) 】
路線 |
便数変更 |
減便時期 |
備考 |
大阪(関西)=札幌 |
1日 6便⇒1日 4便 |
2008年11月~ |
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大阪(関西)=福岡 |
1日 4便⇒1日 3便 |
2008年11月~ |
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大阪(関西)=那覇 |
1日 5便⇒1日 4便 |
2008年11月~ |
2007年度下期と同便数 |
名古屋(小牧)=熊本 |
1日 2便⇒1日 1便 |
2008年11月~ |
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【 運休 】
路線 |
便数変更 |
運休時期 |
備考 |
大阪(関西)=函館 |
1日 1便⇒運休 |
2008年11月~ |
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大阪(関西)=仙台 |
1日 1便⇒運休 |
2008年11月~ |
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大阪(関西)=いわて花巻 |
1日 1便⇒運休 |
2009年 2月~ |
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大阪(関西)=秋田 |
1日 1便⇒運休 |
2009年 2月~ |
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大阪(伊丹)=福島 |
1日 1便⇒運休 |
2009年 2月~ |
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大阪(関西)=福島 |
1日 1便⇒運休 |
2009年 2月~ |
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神戸=鹿児島 |
1日 2便⇒運休 |
2009年 2月~ |
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名古屋(中部)=福岡 |
1日 4便⇒運休 |
2009年 3月29日~ |
11月3便、12月~3月28日は1便 運航 |
いわて花巻=那覇 |
春休み運航⇒運休 |
2009年 3月~ |
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仙台=那覇 |
12月運航⇒運休 |
2008年12月19日~ |
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福島=那覇 |
1日 1便⇒運休 |
2009年 2月~ |
日本トランスオーシャン航空による運航 |
高知=那覇 |
週間3便⇒運休 |
2009年 2月~ |
日本トランスオーシャン航空による運航 |
貨物事業
1.路線便数の見直しを実施した結果、以下の通り変更を行い収益性の向上を図ります。主な変更点は以下のとおりです。
路線 |
変更内容 |
実施時期 |
備考 |
東京(成田)=アンカレッジ= ニューヨーク |
週間6便⇒週間3便 |
2008年10月26日~ |
機材:747-400型貨物機 |
東京(成田)=ロサンゼルス |
週間7便⇒週間6便 |
2008年10月26日~ |
機材:747-400型貨物機 |
東京(成田)-クアラルンプール- マニラ-大阪(関西)-東京(成田) |
週間1便⇒運休 |
2008年10月26日~ |
機材:767-300型貨物機 |
東京(成田)=香港 |
週間5便⇒週間6便 |
2008年10月26日~ |
増便分機材:767-300型貨物機 |
東京(成田)-シンガポール- バンコク-名古屋(中部)- 東京(成田) |
週間3便⇒週間2便 |
2008年10月26日~ |
機材:747-400型貨物機 |
東京(成田)-シンガポール- バンコク-大阪(関西)- 東京(成田) |
週間0便⇒週間1便 |
2008年10月26日~ |
機材:767-300型貨物機 |
東京(成田)=台北 |
週間5便⇒週間4便 |
2008年10月26日~ |
機材:747-400型貨物機 |
東京(成田)-台北- 名古屋(中部)-東京(成田) |
週間0便⇒週間1便 |
2008年10月26日~ |
機材:747-400型貨物機 |
以 上
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JGN08062.pdf