プレスリリース
JAL、2008年度下期 貨物事業の路線便数・機材計画を追加修正
第08085号
JALは2009年1月以降、東京(成田)=ニューヨーク線の貨物便を運休し、また東京(成田)=ロサンゼルス線を減便(週間6便運航を5便へ変更)することを決定しました。北米の貨物便就航地点をロサンゼルスとシカゴに集約して、より収益性の高い事業構造の構築を目指します。また2008年11月末をもって、 これまでJALの主力貨物機として活躍してきたボーイング747-200型貨物機による定期便運航を終了するとともに、当初2008年度中に予定していたボーイング747-400型旅客機の貨物機への改修を取り止めます。
(*)路線便数計画の変更は関係当局の認可を条件としております。
燃油価格は一時期に比べれば落ち着いているものの引き続き極めて高いレベルにあり、また北米を中心とする景気の見通しも困難な状況にあります。JALは今回の北米貨物便就航地点の集約と供給規模の適正化により環境変化に迅速に対応して収益性の向上を図ります。なおニューヨーク発着の貨物輸送需要に対しては現在1日2便運航しているニューヨーク線旅客便のベリースペースおよびシカゴをゲートウェイとしたロードフィーダーサービス(トラック輸送)によりお応えしてまいります。
JALは引き続き大型のボーイング747-400型貨物機・中型のボーイング767型貨物機・旅客便ベリースペースのベストミックスによる日本発着最大のネットワークでお客さまの物流ニーズにお応えし、また供給体制を柔軟に変更させながら収益性の向上を目指してまいります。
【機材計画の変更点】
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現計画 |
今回の修正計画 |
ボーイング747-400型貨物機 |
2009年3月末までに 現在の7機を8機へ |
2009年3月末も7機 |
以上
*印刷をされる方はこちらをご利用下さい。
JGN08085.pdf