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決算・株式・経営

JALグループ、2009年度の路線便数計画を決定

第08138号

JALグループは2009年度の国際旅客事業・国内旅客事業・貨物事業における路線便数計画を決定しました。世界的な景気低迷を受けて国際線を中心に需要の低迷が見込まれる中、路線の抜本的な見直しや機材の小型化により供給量の適正化を進めます。

また国際線ではJALエクスプレスによる運航の開始、国内線ではジェイエアによる最新鋭リージョナルジェット機エンブラエル170型機の運航の拡大により、効率的な運航体制を推進して収益性の向上を図ります。

*なお下記の計画は関係当局の認可を前提としております。

【国際旅客事業】

 

路線便数計画の見直し


既に発表している関西=ロンドン線の運休に加え、成田=ニューヨーク線、バンコク線など3路線を減便する一方、成田=ロンドン線の増便により収益性の向上を図ります。また成田発着の国際線乗継ぎ便を拡充します。

【 運休 】

路線

便数変更

運休時期

備考

大阪(関西)=ロンドン

週間 7便⇒運休

2009329日~

(200887日発表)


【 減便 】

路線

便数変更

減便時期

備考

東京(成田)=ニューヨーク

週間14便⇒10便

2009330日~

JL008/JL007便運休

東京(成田)=バンコク

週間21便⇒14便

2009329日~

JL703/JL704便運休

東京(成田)=ソウル

週間26便⇒25便

2009329日~

JL955/956便減便


【 増便 】

路線

便数変更

増便時期

備考

東京(成田)=ロンドン

週間 7便⇒14便

2009329日~

JL403/404増便

東京(成田)=大阪(関西)

週間 0便⇒ 7便

2009329日~

国際線として運航

(*)東京(成田)=札幌

週間 7便⇒14便

200941日~

(*)国内線として運航



機材の小型化とプレミアム戦略


米州線を始めとする7路線で省燃費機材への更新と使用機材の小型化を進めて収益性の向上を図ります。また新たにバンクーバー線、メキシコ線、ミラノ線、ローマ線のエグゼクティブクラスに、ご好評いただいている「JALシェルフラットシート」を導入し、欧州線、および米州本土線への「JALシェルフラットシート」展開を完了いたします。

【 機材変更 】

路線

機材変更

実施時期

備考

東京(成田)=シドニー

747-400777-200ER

2009329日~

東京(成田)=ブリスベン

747-400767-300ER

2009329日~

大阪(関西)=上海

767-300ER737-800

2009329日~

JL627/JL628便

東京(成田)=マニラ

747-400767-300ER

200971日~

JL741/JL742便

名古屋(中部)=広州

767-300ER737-800

200981日~

東京(成田)=シカゴ

747-400777-300ER

200911月~

東京(成田)=ロサンゼルス

747-400777-300ER

200911月~


【 プレミアム戦略 】

路線

サービス変更の内容

変更時期

東京(成田)=バンクーバー

エグゼクティブクラスにJALシェルフラットシートを導入

200991日~

東京(成田)=バンクーバー=メキシコ

東京(成田)=ミラノ

エグゼクティブクラスにJALシェルフラットシートを導入

200911月~

東京(成田)=ローマ

東京(成田)=シカゴ

ファーストクラスにJALスイート、エグゼクティブクラスにJALシェルフラットネオ、エコノミークラスにプレミアムエコノミーを導入。

200911月~

東京(成田)=ロサンゼルス



グループ会社による効率的な運航体制の推進


JALグループ国内線をより効率的に運営するために1997年に設立し、順次規模を拡大してきたJALエクスプレスを国際線にも展開します。

JALエクスプレスによる運航】

路線

運航開始時期

備考

東京(成田)=杭州

200958日~

大阪(関西)=杭州

200958日~

大阪(関西)=上海

200958日~

JL629/JL620便

大阪(関西)=上海

200971日~

JL627/JL628便



【国内旅客事業】

 

路線便数計画の見直し


不採算路線の見直し、機材更新の促進とダウンサイズにより、収益性の向上を図ります。また2月より運航を開始する最新鋭機エンブラエルE170型機を追加導入します。就航路線を福岡=松山線、札幌=秋田線に拡大し、小型多頻度化により利便性の向上も図ります。

【 運休 】

路線

便数変更

運休時期

備考

大阪(関西)=女満別

11便⇒ 運休

200941日~

大阪(関西)=帯広

2008年度69月は11便の季節運航

09年度は運航期間を短縮し、以後運休

20099月1日~

2009年度は717日~

831日のみ運航

大阪(関西)=釧路

2008年度69月は11便の季節運航

09年度は運航期間を短縮し、以後運休

20099月1日~

2009年度は717日~

831日のみ運航

大阪(関西)=青森

2008年度は10月のみ11便の季節運航

⇒運休

2009101日~

大阪(関西)=旭川

11便⇒ 運休

2009101日~

2009年度は49月のみ運航


【 減便 】

路線

便数変更

減便時期

備考

東京(羽田)=大阪(関西)

17便⇒16便

200941日~


【 増便 】

路線

便数変更

増便時期

備考

東京(羽田)=松山

14便⇒15便

200941日~

200811月からの増便を継続

大阪(伊丹)=花巻

12便⇒13便

200941日~

大阪(伊丹)=秋田

11便⇒12便

200941日~

札幌=東京(成田)

11便⇒12便

200941日~

福岡=仙台

12便⇒13便

200941日~

福岡=松山

13便⇒14便

200961日~

札幌=秋田

12便⇒13便

2009101日~



なお20096月に予定されている富士山静岡空港開港にともない、静岡=札幌線、静岡=福岡線の開設を予定しております。正式に開港日が確定した後に改めて詳細を発表いたします。

 

【貨物事業】

 

路線便数計画の見直し


マニラ線の貨物便運休のほか、路線毎の需要環境に応じた便数と発着地点の見直し、成田-シンガポール-バンコク線の全便767型貨物機運航など使用機材の小型化により収益性を向上させます。 また、天津・大連線を週5便化することで、中国華北地域における競争力と利便性の向上を図ります。なお当社は日本貨物航空(株)2009年度コードシェア便の運航開始に向けて現在協議を行っており、詳細については決まり次第、発表いたします。

【 減便 】

路線

便数変更

変更時期

備考

東京(成田)=ロサンゼルス

週間 5便⇒ 4便

2009329日~

東京(成田)-(アンカレッジ)

-アムステルダム-フランクフルト

-東京(成田)

週間 1便⇒ 0便

2009329日~

アムステルダム寄航:週4回⇒週3

フランクフルト寄航:週10回⇒週9

(コードシェア便を含む)

東京(成田)-バンコク-マニラ

-東京(成田)

週間 1便⇒ 0便

2009329日~

バンコク寄航:週7回⇒週6

マニラ寄航:休止

東京(成田)-ジャカルタ

-クアラルンプール-東京(成田)

週間 1便⇒ 0便

2009329日~

ジャカルタ、クアラルンプール寄航:

2回⇒週1

東京(成田)-香港-名古屋(中部)

週間 1便⇒ 0便

2009329日~

香港寄航:週11回⇒週10

大阪(関西)=大連

週間 1便⇒ 0便

2009329日~

減便し、下記(*1)を増便

大阪(関西)-天津-大連

-東京(成田)

週間 1便⇒ 0便

2009329日~

大阪(関西)=台北

週間 2便⇒ 0便

2009329日~

台北寄航:週7回⇒週5


【 増便 】

路線

便数変更

変更時期

備考

東京(成田)-天津-大連-大阪(関西)

週間 1便⇒ 4便

2009年 329日~

*1) 天津寄航:週3回⇒週5

大連寄航:週4回⇒週5


【 発着地変更】

路線

変更内容

変更時期

大阪(関西)-バンコク-ホーチミン-大阪(関西)

大阪(関西)-ホーチミン-バンコク-東京(成田)に経路変更し、週間2便を1便に減便

2009329日~

東京(成田)-大阪(関西)-上海-大阪(関西)

週間5便中4便を東京(成田)-大阪(関西)-上海-東京(成田)へ経路変更

2009329日~

東京(成田)=ソウル

東京(成田)-ソウル-名古屋(中部)へ変更

2009329日~


【 機材変更】

路線

機材変更

変更時期

備考

東京(成田)-シンガポール-バンコク-名古屋(中部)/東京(成田)

週間3便を747-400Fから767-300Fに変更

2009329日~

週間5便中、全てが767-300F

運航となります

東京(成田)=香港

週間1便を747-400Fから767-300Fに変更

2009329日~

週間6便中、3便が767-300F

運航となります

東京(成田)=上海

週間1便を747-400Fから767-300Fに変更

2009329日~

週間6便中、1便が767-300F

運航となります



以 上

*印刷をされる方はこちらをご利用下さい。
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