プレスリリース
JAL発、Time is eco!! 宣言
第10090号
~ 次世代にこの豊かな地球を伝えるため、ますますの定時性向上に努めます~
JALグループは、2010年11月1日より1ヶ月間、「JAL発、Time is eco!!宣言。エコ・ボーディング・キャンペーン」を実施いたします。
JALグループは、2010年4月14日付プレスリリースのとおり、米Conducive Technology社が発行するFlightstatsにおいて、2009年の定時到着率で世界第1位の認定を受けました。航空会社にとって、定時性は基本品質のひとつであり、今年も引き続きその向上を目指して、全社を挙げて取り組んでいます。
定時運航の確保は、環境負荷軽減の面でも極めて大きな意味があります。「エコ・ファースト企業」であるJALグループは、「空のエコ」を推進する観点からも、このキャンペーンを通じて、更なる定時性向上を図ることとしました。
キャンペーン期間中には、社内での取り組み強化に加え、「Time is eco!!」を合言葉に、ポスターや機内誌Skyward、ウェブサイト等を通じて、広くお客さまに「定時運航=エコ」をお伝えし、定時出発のためにご搭乗口に早目にお越し頂けるよう、これまでにも増したご協力をお願いしてまいります。
航空機が定時に出発することにより、次の例のような環境上のメリットが見込まれます。
・補助動力装置(APU)の使用時間短縮により、余分なCO2の排出を防止
JALグループでは、地上駐機中には、極力地上電源を活用するよう努めていますが、出発準備のため、およそ出発10分前に小型のジェットエンジンであるAPUをスタートさせ、出発準備の完了を待つことになります。出発が予定時刻より1分遅れると、JALグループ全体(*1)では、1日あたり約5.3トンものCO2が余計に排出される計算となります。
(*1)JALグループの国内線・国際線の100席以上の便、1日あたり約900便の試算値
・適切なスピードでの運航により、余分なCO2の排出を防止
出発が予定時刻より遅れた場合でも、到着をできるだけ予定時刻に近づけるためには、スピードを上げて運航する必要があります。777や767で、3分の遅れを取り戻すためにスピードを上げると、1便あたり約430kgものCO2が余計に排出される計算となります。
JALグループは、お客さまの利便性向上とともに、この豊かで美しい地球を次世代に伝えるためにも、定時性の益々の向上に取り組んでまいります。「JAL発、Time is eco!!宣言。」の詳細は、弊社ホームページ http://www.jal.com/happyeco/timeiseco/ (2010年11月1日から掲載予定)をご覧下さい。
以 上
添付:「JAL発、Time is eco!! 宣言。」ポスター
*印刷をされる方はこちらをご利用下さい。
JGN10090.pdf