プレスリリース
JALグループ、「東北コットンプロジェクト」に参画
第11086号
~ 自然と調和した営みの再生と、地域の復興に協力します ~
JALグループは、仙台市若林区荒浜と名取市で進められている「東北コットンプロジェクト」に参画し、生産者の皆さまやプロジェクトに賛同する参加各社とともに歩みながら、震災により大きな被害を受けた農地と農業の再生、雇用と新産業の創出に取り組んでまいります。
2011年3月11日の東日本大震災翌日以降、JALグループは、公共交通機関の使命として被災地域への人の移動や物流を支えるため、持てる資源を東北路線に集中させ、7月24日までに約2,700便の臨時便を運航するなど、被災地域への輸送力を最大限確保することに努めてまいりました。
一方で、仙台空港周辺の仙台市若林区荒浜や名取市には、津波による被害で稲作ができなくなった田んぼがたくさんあります。このような中、塩害を受けた農地で、被災された農家の皆さまとアパレル関連企業各社が協力し、塩害に強いとされる綿花を育て、農地を再生させる「東北コットンプロジェクト」に参画し、地域の復興に寄与する活動を行うことを決定しました。このプロジェクトは、農業の再生のほか、紡績から商品化・販売までを参加各社が行い、「東北コットン」のブランド化と新産業の創出、雇用の創出を通じて、農業から震災復興を目指すものです。
【東北コットンプロジェクトロゴ】 【東北コットンプロジェクト・JAL参画ロゴ】
JALグループは、機内誌などでこの取り組みを広くお伝えするほか、ボランティア社員による草取りなど綿花栽培のお手伝い、綿花畑訪問ツアーの実施、将来的には、収穫された「東北コットン」ブランドの綿をデザイナー小篠ゆま様により製品化いただき、空港内ラウンジや機内のファブリック等へ採用するなどを通じ、このプロジェクトに貢献していきたいと考えています。この活動は、JALグループが啓発活動を行う「自然との調和」の実践事例でもあります。
JALグループは、本業である航空輸送を通じ、多くのお客さまをお連れすることで、東北地方の産業の早期復興に貢献することに加え、「東北コットンプロジェクト」への参画を通じて、自然と共生した社会を取り戻す挑戦に協力してまいります。「東北コットンプロジェクト」におけるJALグループの取り組みの詳細は、JALホームページ(http://www.jal.com/ja/corporate/csr/)をご参照ください。
東北コットンプロジェクト ホームページ http://www.tohokucotton.com/
以上
*詳細はこちらをご覧下さい。
JGN11086.pdf