プレスリリース
JALグループ「環境指針」および「行動計画」を策定・実行
第12059号
JALグループは、2020年度を見据えた新たな「環境指針」および「行動計画」を策定し、この4月から実施に向けた調整・検証を行ってまいりましたが、安全運航、定時性、またお客さまの快適性等に影響を与えることなく、導入できることが確認できたため、来月より正式に実行することとします。
「エコ・ファースト企業」として、環境負荷の抑制と保全を経営の最重要課題の一つに位置付け、次世代にこの豊かな地球を伝えるために、そして空から見る地球がいつまでも美しくあるように、今後も「空のエコ」を推進し続けます。「環境指針」および「行動計画」の概要は、以下のとおりです。
【環境指針】
JALグループは、明日のために今、「空のエコ」を推進します。
【行動計画】
1. 地球温暖化の防止に向けた取り組みを積極的に推進します。
2020年度までにJALグループ航空機の単位輸送量(有償トンキロ)当たりのCO2排出量を23%削減(2005年度対比)するよう努力します。
新機材(787-8/-9、737-800等)への更新、エコフライト活動等の施策、ならびに燃料効率に優れた先進的な運航方式導入によりCO2削減を図ります。
また大幅なCO2削減に繋がる航空バイオ燃料の研究開発と実用化に積極的に協力します。
2. 環境社会活動・環境啓発活動を積極的に推進します。(JALグループ独自の取組)
「大気観測プロジェクト」(1993年から実施)や「森林火災通報」(2003年からの累計通報数1,100件)を通して長期的視点で環境保全に貢献するとともに、環境講座「そらいく」(2007年からの累計参加者2万6,000人)を通して次世代を担う子供たち、社会の皆さまに環境の大切さを伝えます。
3. 資源循環型社会の実現および環境保全に努力します。
国内事業所から出る産業廃棄物の最終処分率は2%以下を目指します。
また航空機機内から出る機内誌、アルミ缶、ペットボトルなどの不用品や制服のリサイクルに努めます。
4. 空港周辺の環境保全に努めます。
低騒音機、騒音軽減運航方式を積極的に導入し、空港別の騒音問題に積極的に対応します。
5. 生物多様性に配慮します。(JALグループ独自の取組)
現在就航中の「JALエコジェット・ネイチャー」を通して「国連生物多様性の10年」の取組に 協力します。
またタンチョウなど日本の美しい自然を守り、その大切さをお伝えする活動を推進します。
「環境指針」および「行動計画」の詳細につきましては、別紙をご参照ください。
以上
(別紙)
*印刷をされる方はこちらをご利用下さい。
JGN12059.pdf