プレスリリース
JALグループは、アマミノクロウサギ・トラストを応援します
第12229号
~生物多様性保全と奄美の観光振興を目指して~
JALグループは、公益社団法人日本ナショナル・トラスト協会(以下「日本ナショナル・トラスト協会」)の推進するアマミノクロウサギ・トラスト・キャンペーンに協力し、奄美の豊かな自然を国民の財産として将来世代に引き継ぐ活動を応援します。
JALグループは、「エコ・ファースト企業」として、「タンチョウなど日本の美しい自然を守り、その大切さをお伝えする活動を推進」することをお約束し、これまで生物多様性啓発活動に取り組んできた中、今般、日本ナショナル・トラスト協会より、奄美大島に就航する唯一のエアライングループとして、アマミノクロウサギを守るためのナショナル・トラスト活動(*)への協力依頼をいただきました。
JALグループの日本エアコミューター(JAC)創業の地でもある奄美大島は、「奄美・琉球」が世界自然遺産の登録候補地として暫定リストに掲載されるなど、豊かな自然が残る美しい島で、今後の観光振興が期待されています。その奄美大島と徳之島のみに生息する絶滅危惧種アマミノクロウサギは、国の特別天然記念物で、現存するウサギの中で最も原始的な形態を残す、世界でも極めて貴重なウサギの種とされています。JALグループは、生物多様性保全ならびに奄美の観光振興の観点から、以下の取り組みを通じて、この活動を応援させていただくこととしました。
詳細は、4月1日より、JALホームページhttp://www.jal.com/happyeco/にてお知らせします。
■JALアマミノクロウサギの森
トラスト・キャンペーン対象28区画のうち一部区画の取得に協力し、
アマミノクロウサギ保護に貢献します。
■JMBみんなのアマクロの森
JALマイレージバンク会員の皆さまより、「JALチャリティ・マイル」
としてマイル寄付のご協力を募り、一部区画の取得に協力します。
■活動の告知協力
JACを中心に、奄美大島到着便の機内において、客室乗務員による告知を行うほか、奄美空港カウンター周辺でのポスター掲示、機内誌、JALグループウェブサイトを通じて、活動告知に協力します。
■奄美の観光振興
自然ガイド等と連携し、将来的に「JALアマミノクロウサギの森」「JMBみんなのアマクロの森」において、自然観察会やアマミノクロウサギナイトツアー等を行い、グリーンツーリズムによる観光振興に努めます。
(写真:常田守氏)
以上
(*) ナショナル・トラスト活動
市民や企業から寄付を集めて、国民の財産として重要な土地を取得する民間の取り組み。トラスト団体が土地を所有することで、開発されることなく、生育域がまるごと保護されることから、生物多様性保全に有効な手法とされる。
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