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決算・株式・経営

JALグループ 平成27年3月期第1四半期 連結業績

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JALグループは、本日、平成273月期第1四半期 連結業績(平成2641日~630)について取りまとめました。

 

 当第1四半期におけるわが国経済は、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動による弱さも見られましたが、次第にその影響が薄れ、各種政策の効果が発現するなかで、緩やかに景気回復の動きが見られました。一方で、海外景気の下振れにより、国内景気が下押しされる傾向も見られました。

 

 当社はこのような経済状況のもと、2014326日に発表しました「JALグループ中期経営計画 ローリングプラン 2014」で掲げた目標を達成するべく、安全運航の堅持を基盤とした上で、経営の効率化を図り、お客さまに最高のサービスを提供できるよう努めました。

 

 結果として、当第1四半期におけるグループ連結売上高(営業収益)3,070億円(前年同期比4.4%増加)、営業費用は2,884億円(前年同期比6.0%増加)となり、営業利益は186億円(前年同期比15.6%減少)、経常利益は169億円(前年同期比14.0%減少)、四半期純利益は147億円(前年同期比19.4%減少)となりました。

 

1JALグループ連結業績 (平成2641日~630)

     (単位:億円)

平成263月期

1四半期決算

平成273月期

1四半期決算

増減

前年同期比

グループ連結売上高

2,941

3,070

+129

104.4%

(国際旅客)

(国内旅客)

(国際・国内貨物)

(その他)

(989)

(1,088)

(189)

(673)

(1,072)

(1,057)

(198)

(742)

(+82)

(30)

(+8)

(+68)

(108.4%)

(97.2%)

(104.6%)

(110.2%)

営業費用

2,720

2,884

+164

106.0%

営業利益

220

186

34

84.4%

(営業利益率)

(7.5%)

(6.1%)

(1.4)

-       

経常利益

196

169

27

86.0%

四半期純利益

183

147

35

80.6%

*億円未満切り捨て

 

2.連結業績の概要

(国際線旅客)

羽田空港の国際線発着枠拡大に伴い、昼間時間帯に新たに羽田=ロンドン、パリ、シンガポール、バンコク線の運航を開始しました。加えて、深夜早朝時間帯を活用し、羽田=ホーチミン線を開設しました。これにより、国内線との乗り継ぎを活用した国内地方から海外、また海外から国内地方への需要取り込みを強化しました。 

国際線新仕様機材「SKY SUITE(スカイスイート)」の導入をさらに拡大しました。ボーイング777-300ER型機「SKY SUITE 777」については13機の改修を終え、羽田=ロンドン、パリ線、ならびに成田=ニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴ、フランクフルト、ジャカルタ線に展開しました。ボーイング767-300ER型機「SKY SUITE 767」についても改修を進めており、クアラルンプール、シンガポールなどアジア路線を中心に展開しております。 

以上の結果、当第1四半期の国際線供給は有効座席キロベースで前年同期比4.2%の増加、需要は有償旅客キロベースで前年同期比5.1%の増加、有償座席利用率(L/F)73.3%(前年同期比0.6ポイント増加)、国際旅客収入は1,072億円(前年同期比8.4%増加)となりました。

 

(国内線旅客)

羽田発着路線については、伊丹、関西、那覇、岡山線などに加えて、地方自治体と航空会社が共同で地方路線の充実を図る「コンテスト枠」により、羽田=山形線の増便を行いました。また、羽田発着以外でも伊丹=那覇線など需要の見込まれる路線において増便を実施し、お客さまのさらなる利便性向上を図りました。

平成26528日より国内線新仕様機材「JAL SKY NEXTJALスカイネクスト)」の運航を開始しました。さらには723日より、日本の国内線では初となる機内インターネットサービス「JAL SKY Wi-Fi」を開始し、お客さまのスマートフォン、パソコンなどから、機内エンターテインメントのご利用やインターネット接続が可能となっております。機内インテリアのトータルコーディネートにより上質な空間づくりを追求し、機内サービスのさらなる品質向上に努めました。 

以上の結果、当第1四半期の国内線供給は有効座席キロベースで前年同期比4.0%の減少、需要は有償旅客キロベースで前年同期比2.2%の増加、有償座席利用率(L/F)62.4%(前年同期比3.8ポイント増加)、国内旅客収入は1,057億円(前年同期比2.8%減少)となりました。

                                                                                                                     

(国際・国内貨物)

○国際線貨物においては、輸出が回復基調にあるなか、日本発の自動車関連需要などを積極的に取り込むと同時に、レベニューマネジメントを強化し生鮮品など三国間の経由貨物も効率的に取り込むことで収入の極大化に努めました。当第1四半期の輸送実績については有償貨物トン・キロベースで前年同期比16.5%の増加となり、収入については前年同期比9.2%増加の140億円となりました。

○国内線貨物においては、消費増税前の需要増が期初まで続いたことやトラック不足による陸送から航空へのシフトにより需要が一時増加しましたが、当社の供給量の減少により、当第1四半期の輸送実績については有償貨物トン・キロベースで前年同期比6.0%の減少となり、収入については前年同期比5.0%減少の57億円となりました。

 

3JALグループ連結財政状況 

                                                                              *億円未満切り捨て

平成263月期

平成273月期

1四半期決算

増減

総資産(億円)

13,401

13,423

+22

純資産(億円)

7,110

6,661

448

自己資本比率(%)(1)

51.5

48.2

3.3

オンバランス

有利子負債残高(億円)

1,342

1,231

111

D/Eレシオ(2)

0.2

0.2

0.0


(1)自己資本は純資産合計から少数株主持分を控除しています。

(2)D/Eレシオ=オンバランス有利子負債残高÷自己資本

 

4JALグループ連結業績予想

 既に発表しております平成273月期の通期業績予想からの修正は、ございません。

 【参考:2014430日発表】 

               (単位:億円)

売上高

営業利益

経常利益

当期純利益

平成273月期

通期連結業績予想

13,500

1,400

1,350

1,150



 

 (添付資料)

 *詳細はこちらをご覧ください。

 平成27年度3月期 第1四半期決算短信.pdf

 

 *印刷される方はこちらをご利用ください。

 20140729_JGN14090_JALグループ 平成27年3月期第1四半期 連結業績.pdf

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