プレスリリース
JALグループ、旅客サービスシステムにアマデウス社Alteaを採用
第14093号
JALグループは、「2012~2016年度 JALグループ中期経営計画」において、ITシステムの更新を通じて、業務の効率化や高度化に向け取り組むこととしています。
このたび、旅客サービスシステム(*1)刷新において、Amadeus IT Group,S.A.,(本社:スペイン、以下「アマデウス社」)(*2)との間で、同社が所有する「Alteaシステム(以下:「アルテア」)」(*3)を利用することに合意しました。
現在、JALグループでは国内線・国際線の旅客サービスシステムをそれぞれ自社で保有していますが、今後3年程度を目途に、これらを「アルテア」にアウトソーシングする予定です(*4)。
「アルテア」へのアウトソーシングのメリットは以下のとおりです。
1. 国内線/国際線のシステムプラットフォームを統合
お客さまのご予約情報を「アルテア」に一元化することで、国内線と国際線の乗り継ぎがよりスムーズになります。また、「アルテア」の導入により、ワンワールド各社のシステムとのさらなる連携強化が可能となります。
2.グローバルシステムへのアウトソース
「アルテア」へのアウトソースにより、各国の運賃制度の変更時など、これまでJALが個別に対応する必要があった機能が基本サービスとして提供されるようになり、世界のマーケットの変化に、より迅速に対応できます。さらに、固定費化しているシステム費用を、搭乗旅客数に連動した変動費とすることで、システム維持管理費用を低減します。
JALグループは、ITシステムの更新を通じて、これからも商品・サービス品質の向上に挑戦し、お客さまの利便性向上とさらなるサービスの拡充を図ってまいります。
*1 旅客サービスシステム:航空券の予約・発券・搭乗などをつかさどり、航空会社の旅客事業を支える基幹システムの総称。
*2 アマデウス社:スペイン・マドリッドに本社を置く世界規模の旅客サービスシステムのプロバイダー。
*3 Altea(アルテア)システム:アマデウス社が提供する航空会社向け旅客サービスシステム(予約、発券、搭乗など)のトータルソリューション。
*4 今般刷新するシステムは航空会社としてのシステムであり、日本地区のJAL国際線販売において旅行会社に利用いただくシステム((株)アクセス国際ネットワーク(JALグループ企業)提供)に変更はありません。日本地区のJAL国際線販売は、引き続き(株)アクセス国際ネットワークのシステム利用を推奨します。
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