プレスリリース
JAL、平成26年度ダイバーシティ経営企業「なでしこ銘柄」に初選出~JALは今後も「女性活躍推進」を積極的に進めていきます~
第14262号
JALは、本日、平成26年度(2014年度)の「なでしこ銘柄」に初めて選出されました。これは経済産業省と東京証券取引所が共同で「女性活躍推進」に優れた企業を年に1度、選定・発表する事業で「中長期の企業価値向上」を重視する投資家に魅力ある銘柄として紹介されるものです。
多様な人財の活躍を推進する中で、女性がこれまで以上に活躍できるようにすることがJALグループの発展には必要不可欠だと考えています。また女性の視点を積極的に事業運営に取り込むことで、新たな企業価値を生み出していきたいと考えています。
<「なでしこ銘柄」選出にあたり評価いただいたポイント>
① 女性のキャリア促進に関して、あくまで実力主義による登用を前提としたうえで、2023年度末までにグループの女性管理職比率を20%以上(2013年度末時点で約14%)、JALにおける課長職以上に占める女性の比率を15%以上(2013年度末時点で約10%)にすること目指すことを宣言していること。
② 経営幹部層への女性の登用も進んでおり、取締役9人中2名が女性であり、うち1名は社内取締役であるほか、取締役兼務者を除く執行役員26人中2名が女性となっていること。
③ 階層別研修において、多様性の意義や柔軟な働き方に関するセッションを盛り込むことによって、女性をはじめとする多様な人材が活躍することができる職場環境の整備と風土の醸成に取り組んでいること。
④ 仕事と家庭の両立支援に関して、業務効率化を通じて、女性だけでなく全社員のワーク・ライフ・バランスを推進しており、男女ともに働き方の柔軟性を高めている点。
<仕事と家庭の両立支援に関する具体的な取り組み>
① 最大3年取得可能な育児休職制度を整えています。JALにおける2013年度の利用者は702名です。また、休職期間中であっても各社員の事情に合わせて復帰時期を変更できるよう、柔軟な運用を行っています。
② 勤務に応じた制度(深夜勤務免除、育児短時間勤務制度など)を整えており、多くの社員が利用しています。
③ 従来から行っているベビーシッター補助に加え、2014年度より一時保育補助、月極保育補助、育児用品レンタル補助、および家事代行などの補助サービスを拡げました。
④ 業務効率の向上により、全社員のワーク・ライフ・バランスを推進し、女性をはじめとする多様な人財がその力を十分に発揮できるよう、男女共に働き方の柔軟性
を高めています。具体的には、2014年度より普通勤務部門を中心に週1回の在宅勤務制度を導入しています。
⑤ 1日単位で勤務時間を変更できる勤務時間帯選択制度を拡げ、2014年度からフルタイムでも16時に終業できる勤務を選べるようにしています。
⑥ 介護休職制度や特定目的積立休暇制度の介護を事由とした取得を認めることにより、介護する社員をサポートしています。JALにおける2013年度の介護休職者は延べ62名です。
<その他活躍する女性を育成する取り組み>
① 適財適所を前提に、女性社員のキャリアアップにつながる新たな経験を積めるように、海外派遣を含めた配置先を拡大しています。
② 女性社員がこれまで以上に能力を発揮し、活躍できるような支援を強化し、「ママカフェ」「WORK LIFE MANAGEMENT」「顧客価値創造プロジェクト」などの研修プログラムの拡充を図っています。
JALは、女性をはじめとする多様な人財の活躍推進を経営目標に掲げています。
柔軟な働き方の推進やマネジメント層のコミュニケーション力向上に取り組み、多様な人財が育まれる風土づくりをこれからも進めます。
JALは今後も、女性がより一層活躍できる企業を目指し、全グループ社員がダイバーシティを強く意識し、世界で一番お客さまに選ばれ、愛される航空会社になるべく、常にチャレンジを続けてまいります。
JALの「ポジティブ・アクション宣言」はこちら
https://www.positiveaction.jp/pa/search/detail.php?company_id=1236
JAL REPORT 2014 「多様な人財の活躍推進」はこちら
http://www.jal.com/ja/csr/report/pdf/index_2014_13.pdf
JAL広報誌「明日の翼」Vol.3 2014 「女性の働きやすさ」はこちら
http://www.jal.com/ja/outline/corporate/pdf/vol3_12_17flight.pdf
*印刷をされる方はこちらをご利用下さい。