プレスリリース
JALグループ 羽田=山形線ご利用のお客さまが倍増
~政策コンテスト枠を活用した増便により利便性が大幅に向上~
(共同リリース)
JALグループと山形県は、羽田空港発着枠政策コンテスト(*)に共同提案で応募し、2014年3月30日から、羽田=山形線の増便を実施しました。この制度の趣旨である、「パートナーシップを通じた、地方路線の維持・充実」に向けて、各種取り組みを行いました。その結果、提供座席数109,896席(前年比200.6%)に対し、旅客数は74,687人※(前年比261.8%)と約2.6倍のお客さまにご利用いただきました。
※有償搭乗者数(マイレージ利用等の無償搭乗者を含まない数)
JALグループと山形県は、今後も羽田=山形線の活性化を継続的に取り組んでまいります。
◆2014年度JALグループの取り組み
○2往復化に伴う利便性の高いダイヤ設定
これまで昼時間帯に1往復であったダイヤ設定を、羽田発・山形発ともに朝夕2往復化することでお客さまの利便性を高めました。(次項参照)
○運賃施策を実施
2往復化記念特別運賃として、2014年4月~6月の期間に「スーパー先得」運賃を5,050円で設定しました。また、搭乗日前日まで予約可能な「特便割引1」を、2015年1月6日搭乗分から11,300円に値下げすることで、新幹線とほぼ同レベルの価格を実現しました。
◆2014年度山形県の取り組み
○おいしい山形空港サポーターズクラブの創設
山形空港サポーターズクラブ創設により、業務利用のお客さまの航空利用を促進しました。(2015年3月31日時点で、企業会員330社、個人会員814名)
○山形空港へのアクセス改善(シャトルバス等の運行)
県内公共交通の拠点であるJR山形駅と山形空港を結ぶ定時制バスの運行を再開しました。
○おいしいプレゼントキャンペーンの実施
夏季(6月~9月)、冬季(12月~2月)に山形県内各市町村の特産品を山形空港到着のお客さまへプレゼントしました。
○羽田空港での乗継を活用した外国人旅行者の誘致
東京五輪を見据え、特にシンガポールをターゲットとして、羽田空港発着国際便から山形への団体ツアーを造成するなど、インバウンド誘客を展開しました。
(*)羽田空港発着枠政策コンテスト
航空会社の自助努力のみでは路線の維持・充実が困難な路線について、地域と航空会社による路線充実に係る共同提案について評価を行い、優れた提案の路線に対して羽田空港国内線発着枠を配分するもの。
羽田=山形線 運航スケジュール(2015年4月現在) | ||||||||
東京(羽田) → おいしい山形 | おいしい山形 → 東京(羽田) | |||||||
便名 | 運航機材 | 羽田発 | 山形着 | 便名 | 運航機材 | 山形発 | 羽田着 | |
JL175 | E70 | 8:20 | 9:20 | JL174 | E70 | 8:55 | 10:00 | |
JL179 | E70 | 17:30 | 18:30 | JL178 | E70 | 19:00 | 20:05 | |
※ジェイ・エア(J-AIR)にて運航。 運航機材E70(エンブラエル170)の座席数は76席。 |
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20150427_共同リリースJAL_山形県コンテスト枠実績報告.pdf