プレスリリース
JAL、日韓の未来を開く青少年の交流事業に協力
第15025号
~第1弾は、和歌山市・大邱(テグ)広域市の中学生を対象として2015年8月に実施~
JALは、2015年12月に日韓国交正常化50周年を迎えるにあたり、公益財団法人JAL財団(所在地:東京都品川区、理事長 大西 賢、以下「JAL財団」)がJALスカラシッププログラムの一環として新たに開始する「日韓交流プログラム」に協賛することにより、両国の若い世代の交流を促進し、将来、両国の架け橋となる人材の育成を推進していくこととしました。
(※1)JAL財団は、地球的規模で考え行動できる人材の育成と交流に関する事業などを通じて、豊かで平和な社会の実現に貢献するとともに、航空の発展に寄与することを目的として、設立された公益財団法人です。主に人材育成と交流、日本の文化の海外紹介など、国際理解および国際交流を推進する事業、調査・研究ならびにその成果を実現するための事業を運営しています。
(※2)「JALスカラシッププログラム」は、毎年アジア・オセアニア地域の大学生を日本に招待し、 研修や文化交流を通じて日本への理解や、国境を越えた相互理解を深め、また将来のアジア・オセアニア地域を担う若者を育成することを目的に、運営されている事業です。(2014年までの参加人数1,514名)1975年にJALによってプログラムが創設された後、1990年に発足した財団法人日航財団 (2013年4月1日より名称を「公益財団法人JAL財団」へ変更) が運営を引き継ぎ、時代のニーズを反映しながら内容の充実を行ってきています。
日韓の国交が正常化した50年前には、年間の両国間の往来人数は約1万人でしたが、現在では1日に 1万人を超え、両国は国際社会において相互に高め合う重要なパートナー関係にあります。日本と韓国の青少年の交流をより一層拡大し、相互理解をさらに深めていくことで、将来にわたって両国が共に繁栄していくための一助となるよう、JALとJAL財団は新たな日韓交流プログラムを推進してまいります。
今回、第一弾では、柔軟でフレッシュな感性を持つ両国の中学生を対象として、隔年で相互に訪問することにより、日韓友好の芽を育んでいくことを目指します。
「JALスカラシップ・日韓交流プログラム」第一弾 概要
・日韓双方の中学生を参加対象とする。(※3)
(※3)初年度2015年度は和歌山市と韓国の大邱広域市の協力を得て、両地域の中学生を対象として2015年8月に大邱広域市にて交流を実施予定。
・2年間を一区切りとし、1年ごとに相手国を相互に訪問して交流を図る。
・参加対象者(両国において各々6~8名程度)は、2年ごとに日韓双方において対象地点などを定めて募る。
・経費は基本的にJAL財団が負担し、JALは両国間の移動のための航空券を提供する他、運営支援を行う予定。
*印刷をされる方はこちらをご利用下さい。
20150513_JGN15025_JAL、日韓の未来を開く青少年の交流事業に協力.pdf