プレスリリース
JAL定温輸送の強化で幅広いニーズに対応
第15128号
~新型定温コンテナの導入で医薬品・生鮮品の輸送強化~
JALは、電力を必要とせず、かつ従来よりも定温維持能力の高い新型の定温コンテナを独自に開発・導入し、医薬品・生鮮品など定温輸送のニーズが高い分野におけるサービスを強化します。
JALはこれまでも定温輸送に力を入れており、特に日本郵便株式会社(以下、「JP」)と連携して開始した海外向け小口保冷宅配サービス、「クールEMS」(※)の保冷容器などにJALが培ってきた技術を活かし、高品質なサービスを提供しています。(※):添付資料 参照
今回新たに開発したコンテナは、内部に真空断熱材を使用し、高性能蓄冷剤を冷媒とすることにより、従来型より長時間内部の温度を一定に保つことができ、高い定温維持能力を実現しています。
当該コンテナは高性能な定温機能を維持する一方で、経済性にも優れており、より多くのお客さまのニーズにお応えすることが可能となります。
新型定温コンテナ
今般、医薬品向けに15~25℃の室温帯の蓄熱剤を第1弾として導入しますが、蓄熱剤を蓄冷剤に入れ替える事により、農水産物の保冷・冷凍輸送が可能となります。今後、海外での日本食ブームにより日本発輸出の増加が見込まれるなか、JALの輸送網を活用することによって地方の農水産物の需要を喚起することも見込んでおります。
JALは今後も定温輸送のノウハウを活かし、さまざまな輸送ニーズにお応えし、地域経済の活性化に貢献してまいります。
<新型定温コンテナの概要> |
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コンテナの自重(蓄冷剤含む) |
355kg |
貨物搭載スペース |
120x100x120cm |
搭載可能重量 |
最大1,000kg |
設定可能温度帯 |
15~25℃ |
定温持続時間帯 |
約100時間 |
特殊蓄冷剤
(添付資料)
*印刷をされる方はこちらをご利用下さい。
20150930_JGN15128_JAL定温輸送の強化で幅広いニーズに対応.pdf