プレスリリース
JAL、木製車いすを全国の空港に展開
~JALはさまざまな場面でのアクセシビリティ向上に取り組みます~
JALグループ では、全てのお客さまに安心してご旅行いただけるよう、さまざまな場面でのアクセシビリティを向上(※)するための取り組みを進めております。
(※) 弊社プレスリリース「JAL スポーツアンバサダー」誕生」(2016年4月12日)
http://press.jal.co.jp/ja/release/201604/002637.html
その一環として、JALと福祉機器メーカーである株式会社キョウワコーポレーション(本社:広島県広島市、代表取締役:高橋 渉氏)が共同開発した木製車いすを、日本国内の空港に順次導入します。この木製車いすは、主要パーツに丈夫で美しい白樺の木を採用し、留め具には樹脂を使用することで完全な非金属製としました。これにより車いすをご利用のまま、保安検査場をストレスなくスムーズにご通過いただけます。また、木のぬくもりと優れたクッション性により快適な乗り心地を実現することで、さらに安心して空港内をご移動いただけるようになります。
JALは2011年に空港への導入事例としては世界初となる非金属性の竹製車いすを一部空港に導入(※)しておりましたが、木製車いすの開発により、さらに多くの空港に配備することが可能になりました。これまで以上に車いすをご利用されるお客さまの素敵なご旅行を応援します。
(※) 弊社プレスリリース「金属探知機に反応しない竹製車いすを開発」(2010年12月21日)
http://press.jal.co.jp/ja/release/201012/001131.html
JALグループでは、誰もが旅、スポーツ、文化を楽しむことができる社会の実現を目指し、さらなるアクセシビリティの向上に積極的に取り組んでいくとともに、魅力ある商品を展開してまいります。
【木製車いす 概要】
●初回導入台数 : 80台 (2018年度までにおよそ250台を配備予定)
● 導 入 空 港 : 全国の空港へ順次配備予定
(羽田空港国際線ターミナルではこの木製車いすではなく、就航する各社共通の車いすを使用します)
以上