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プレスリリース

第19061号
その他

国際線・国内線の機内安全ビデオを9月1日からリニューアルします

~緊急時の危険や対応策を、従来よりも具体的で臨場感のある映像に~

JALグループでは、「安全・安心の再構築」に向けた取り組みを実施しております。今回、その一環として、機内安全ビデオをリニューアルし、2019年9月1日より国内線・国際線で上映します。
このビデオは、より安全に空の旅をお楽しみいただくために、近年の世界の航空事故事例から得られた教訓と安全アドバイザリーグループ(*1)からの助言をふまえて制作しました。 
また、訪日外国人の増加にあわせ、日本語、英語に加えて11種類の外国語にも対応しています。
(*1)ノンフィクション作家で評論家の柳田邦男先生を座長とし、ヒューマンファクター、失敗・欠陥分析、組織運営・文化、安全等に幅広い知識、経験を有する5名の社外有識者によって構成されています。

【概要】
今回のビデオでは、緊急時に想定される危険な状況について、「着席時」・「緊急脱出時の機内」・「緊急脱出時の機外」の各シーンに分けて、従来の機内安全ビデオよりも臨場感のある映像で描きました。適切な行動をとっていただけない際に起こりうるリスクを具体的に表現することで、その行動の目的を理解し、必要性を認識していただけるように制作しています。

■着席時のシーン
「荷物を正しい場所に収納しないと、飛散した荷物でケガをする恐れがあること」、「常時シートベルトを着用しないと、突然揺れた際に身体が浮き上がりケガをする恐れがあること」を、想定される人やモノの動きを映像化することで発生するリスクを具体的に表現しています。

  • 急停止時.png

    “急停止時に荷物が飛散する様子”

  • 突然の揺れ.png

    “突然の揺れで身体が浮かび上がる様子”

■緊急脱出時の機内のシーン
近年の世界の航空事故では、緊急脱出時に手荷物を持ちだすことにより脱出の妨げとなる事例が報告されていることから、荷物を持って行動すると、通路が塞がれて大勢のお客さまが脱出口に進むことができなくなる様子や荷物やハイヒールによって、脱出用スライドが破損して利用できなくなる恐れがあることを描き、その行動が他のお客さまの命をも脅かすことを表現しています。

  • 通路塞ぎ.png

    “通路を塞ぎ脱出が遅れる様子”

  • スライド破損.png

    “荷物やハイヒールでスライドが破損する様子”

■緊急脱出時の機外シーン
スライド滑走のシーンでは、お客さまが実際に体験される目線での表現を取り入れました。滑走時のスライドの高さやスピード感に加えて、滑走後のケガを防ぐため、バランスを保ってスピードをおさえることができる正しい姿勢をとるためのポイントとして、着地点を見ながら滑ることを描きました。
また、お客さまの迅速な脱出とケガを防ぐためにスライド下での援助をお願いしていますが、具体的な援助の方法についても、横だけでなく正面からの映像も加えてわかりやすく表現しました。

  • スライド滑走時.png

    “実際に体験される高さから着地点を見ながら滑る様子”

  • スライド援助.png

    “赤ちゃん連れやご高齢のお客さまの援助の様子”

10月からは、安全に関するルールとマナーをまとめたビデオもリニューアルし、搭乗中の機内や個人画面でご覧いただける予定です。(一部ご覧いただけない機材もあります。)

JALグループはこれからも安全運航を堅持し、世界中のお客さまに、安全と安心をお届けしてまいります。
【機内安全ビデオ掲載サイト】
企業サイト  :http://www.jal.com/ja/flight/safety/flight/
YouTube JAL公式アカウント”JAL on YouTube” :https://youtu.be/CAzUKWGUbOI

以上

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