プレスリリース
withコロナから考える、地域と共創型の「New Normalな新しいワークスタイル」の検証を行います
JALは、株式会社アドリブワークス(本社:愛媛県今治市、代表取締役:山岡 健人)と、withコロナ、afterコロナを見据えて、2020年秋以降、地域と共創型の「New Normalな新しいワークスタイル」の検証を行います。
JALは、2015年からワークスタイル変革に取り組み、2017年にはワーケーション、2019年にはブリージャー(*1)を導入するなど、一人一人が生き生きと働ける環境の構築に努めており、働き方という側面からも、ワークライフバランスの実現へつなげてきました。
(*1)「Business」と「Leisure」を組み合わせた造語であり、JALとしては出張先で休暇が取得できる制度として導入しています。
※ワーケーションは休暇中に一部就業を認める制度としています。
新型コロナウイルス感染拡大を受け、通勤を前提としていた働き方からリモートワークの活用が必要となり、一時的ではなくwithコロナ、afterコロナを見据えた働き方の変容への対応が課題となっています。また、これまでも日本全体では、特に地域における労働力人口の減少が喫緊の課題であったことを踏まえ、一人一人が時間と場所に捉われない働き方を実現していくなかで、これらの課題を今だからこそ考える機会とし、当検証を実施します。
まずはJALの社員が各地を訪れ、ワーケーションの実施とともに、社会貢献活動に参加することで、地域の求めるニーズを把握し、地域の関係人口創出や労働力向上による地域活性化について考えていきます。そうした地域について考える体験を通して、感性を養い、自己成長に繋げるとともに、地域と共創型の新しい働き方・休み方の発見につなげることを目指します。そしてwithコロナ、afterコロナを前提とした長期的視野に立ってみた「New Normalな新しいワークスタイル」のあるべき姿を検証します。
今後もJALはワーケーション・ブリージャーをはじめとする、新たな働き方・休み方を推進、そして浸透させてきた先進企業として、社内のみならず日本全体としての社会課題の改善にもつながる取り組みを続けてまいります。
<実施スケジュール(予定)>
※新型コロナウイルス感染症の状況次第では変更になる可能性があります。
● 2020年10月頃~ 地域における検証
● 2020年12月頃 中間報告会
● 2021年4月頃 最終報告会
<社会貢献活動プログラム概要(予定)>
今後の労働力や関係人口などについて課題を抱えており、共創のニーズのある以下の地域において、ワーケーションも活用しつつ、社会貢献活動に参加します。
※半年の期間をかけて実施をしていくため、今後、地域や実施内容については拡充予定。
※各地区において計5~10名程度が複数日に分かれて参加することとし、少人数の参加を前提。
■愛媛県
果樹園で草刈りや水やりなどの農園整備を行い、収穫された柑橘を活用した地域の新たな商品レシピ作りに取り組みます。
■石川県
耕作放棄地を活用した羊放牧の管理や、親子の自然体験教室のお手伝いなど、里山の環境保全活動に取り組みます。
■岩手県
街に古くから残る重要文化財を、交流施設として活用する計画を共に考え、そこで開催されるイベントの企画に取り組みます。
■兵庫県
時代の流れにより一度閉館されながらも、街の人の手で蘇った昔ながらの地域映画館で、文化の灯火を絶やさないためのイベントに取り組みます。
■宮崎県
雄大な海山の自然に想いを寄せながら、地域の自立活性化と新しいコミュニティの交流拠点作りに取り組みます。
以上