プレスリリース
「JALグループ 奄美群島サステナブルプロジェクト」 始動、第一弾は、ビレッジプロジェクトとドローンプロジェクトを展開します
JALは、今般、「JALグループ 奄美群島サステナブルプロジェクト」を始動することとしました。
JALグループが奄美群島のネットワークを担って60余年、JALグループはこれまでも地元の皆さまと共に島の魅力発信や島への誘客、そして世界自然遺産登録に向けた自然保護啓発活動や環境保全活動に取り組んでまいりました。
当プロジェクトは、世界自然遺産に登録され「世界の宝となった島の宝」を次世代へ継承し、地域 振興との両立によって地域活性化を目指すという地元の思いに共感し、奄美群島のサステナブルな発展の実現を継続的にお手伝いするものです。その第一弾として、地域の方々と共に関係人口拡大に寄与していく「ビレッジプロジェクト」と島の生活を支える「ドローンプロジェクト」の実現に取り組みます。
1. ビレッジプロジェクトの展開
大和村を起点とし、地域の伝統、文化、風土を活かしながら「永続的な流動の創出」の実現に向けて 「人と人、地域と地域、地域と世界をつなぐ」ことを目的に、JALグループ社員が地域の方々と共に、地域活動の拠点づくりに取り組みます。ビレッジプロジェクトでは以下の取り組みを行います。
① 体制整備 : ファームステイをベースにしたワーケーションや農業体験といった体験メニュー整備支援や
持続可能な観光地の整備支援
② 自然保護活動 : ビーチクリーンや外来種駆除、アマミノクロウサギのロードキル防止など
③ 環境保全体験による誘客 : 環境保全等のSDGsツアーなどによる国内外からの誘客
④ 販売活動 : すもも、たんかん、その加工品などの特産品の販路開拓、6次産品化の共同開発
(写真提供:大和村集落まるごと協議会)
(写真提供:環境省)
2. ドローンプロジェクトの展開
JALとJACは、2020年10月に瀬戸内町と、ドローンを活用した地域課題の解決を目指す連携協定を締結しました。今後は、以下を検証しながら、2023年度の事業開始を目指します。また、将来的には奄美大島全体を対象に事業展開を検討しています。
① 災害発生時の孤立集落等への救援物資輸送
② 島民・観光客向け日用品や医療関係品の輸送サービスなど
③ 空飛ぶクルマへの拡張性