プレスリリース
JALの「障がいのある社員の活躍推進の取り組み」が評価され、「ACEアワード2021」にて特別賞を受賞
JALは、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)推進の一環として、障がいのある社員の才能や能力を活かした新たな活躍領域の拡大のため、JALの特例子会社である株式会社JALサンライト(以下「JALサンライト」)が運営する『JAL社員向けのネイルルーム』を2021年3月に開設しました。その取り組みが評価され、2021年12月1日、一般社団法人企業アクセシビリティ・コンソーシアム(以下「ACE」)が主催する「ACEアワード2021」において、特に優れた事例として「環境づくり部門」特別賞を受賞しました。
「ACEアワード」は、ACEのミッションである「企業の成長に資する新たな障がい者雇用モデルの確立」という観点から、障がいのある方の更なる活躍推進を狙いとし、ロールモデルとなる事例を表彰するものです。今回、障がいのある社員の活躍推進として、才能や能力を活かした新たな活躍領域の拡大へ挑戦したことが評価され、JALがこれを受賞しました。
JAL社員向けのネイルルーム「Alnair(アルナイル)」は、女性社員の視点から着想を得た「美容に着目した新たな職域開拓」という考えの下、新設に至りました。ネイリストの資格を有する障がいのあるJALサンライト社員が、JAL社員の福利厚生としてネイル施術を提供しています。2021年3月に開設して以来、既に500名を超える社員が利用しています。
■ネイルルームの取り組み紹介(動画)
また、JALは、ネイルルーム以外にも、障がいのある社員がいきいきと活躍する環境の創造に積極的に挑戦し、社員向けのカフェやマッサージルーム、さらには、靴磨き職人の世界大会初代チャンピオン(2017年)である長谷川 裕也氏の技術指導を受けた靴磨きサービス「シューシャイン」を開設してきました。障がいのある社員がそれぞれの職場で能力を発揮して活躍するだけでなく、各施設を利用するJALグループ社員のD&Iの理解を深める機会にもなっています。
今後もJALは、SDGsをはじめとする社会の課題解決に貢献するため、多様な人財の活躍推進による新たな価値の創造に積極的に取り組みます。そして全社員が障がいに対する理解を深める「心のバリアフリー」を実践することで、すべてのお客さまが旅を通じてより豊かな人生を楽しめる社会の実現を追求してまいります。