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第23033号
サービス全般

日本におけるアドベンチャーツーリズム推進に取り組みます

~アドベンチャートラベル・ワールドサミット北海道・日本(ATWS2023)のトップパートナーに認定されました~

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 JALは、アドベンチャーツーリズム(以下、AT)における世界最大のイベントである「アドベンチャートラベル・ワールドサミット北海道・日本(以下、ATWS2023)」のトップパートナーに認定されました。
 ATWS2023の協賛内容として、機内誌や機内ビデオプログラムを通じてアドベンチャートラベルの魅力やガイドの活躍を発信するとともに、参画内容として、開催地北海道のアイヌ文化をテーマにした特別ツアーを催行します。(詳細別添)
 また、トップパートナーとして、ATを日本の観光産業における重要な事業領域と位置付け、旅行者に新たな体験価値(*1)を提供するだけでなく、SDGsや地域資産を、観光を通じて経済価値に結び付ける取り組みを推進し、成長と確立を目指します。
【背景】
モノの所有から体験を重視する「コト消費」へ消費者の関心が移っており、ATのグローバル市場は急拡大しています。2017年に作成されたMedia Fact Sheet(ATTA)によると、世界で約72兆円にのぼる旅行形態と見られています。
 ATは従来の旅行形態と比較して、富裕層割合が高く、長期滞在を好み、旅行者一人当たりの消費額が大きいことなど地域への経済波及効果が大きいとされています。
 日本でもインバウンド需要の増加に伴い、ATへの需要が高まっていますが、日本においてはATの認知度の低さや受け入れ環境の整備、ガイドの不足などが課題となっています。
 こうした背景を踏まえ、JALは、ATの認知向上を図る「普及活動」、地域毎の「受入環境整備」やATを牽引する人材を育成するための「AT推進人材養成」(*2)を推進し、魅力ある商品造成・販売を進めることで新たな人財の創出とインバウンド及び国内の需要に対して持続可能な観光を推進します。
(*1)ATの体験価値: 「今までにないユニークな体験」・「自己変革」・「健康であること」・「挑戦」・「ローインパクト」         (*2)アドベンチャーツーリズムアカデミー(一般社団法人日本アドベンチャーツーリズム協議会)との連携を行います。

新たな人流の創出.png

【商品造成】
  日本においてATの認知度が低いという課題を解決するために、地域の魅力を引き出したAT商品を造成します。これにより訪れる人々に地域の魅力を伝えるだけではなく、AT体験を希望する幅広い層にもアピールします。
 さらに、欧米のAT市場の中心となっている富裕層から気軽にATを楽しみたい人まで、それぞれのターゲットに合わせた商品を造成します。多くの人々にATによる自己の内面的な変容を感じていただくことで、ATの魅力や付加価値を知っていただき、さらに体験価値の高いガイド付きツアーへの参加の動機付けとなるような要素を取り入れた商品展開を目指します。

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【AT推進人材の養成】
 アドベンチャーツーリズムアカデミー(*3)においては、7月18日に創設記念シンポジウムを開催し、AT推進に関わる省庁、民間企業、自治体など約130名の関係者が一同に会して有識者の方々による講演やパネルディスカッションを行うことで、AT推進人材の養成に向けた取り組みを加速させていきます。
 このシンポジウムは、AT推進人材の養成を重視しており、関係者が情報を共有し、ネットワーキングを図る機会を提供します。省庁や民間企業、自治体の代表者は、自身の経験や知識を共有し、相互に学び合うことで、より効果的なAT推進策を模索します。                                                                              

(*3)日本アドベンチャーツーリズム協議会、JAL、JTBは共同で、 「アドベンチャーツーリズムアカデミー」を創設

 JALは、ATWS2023を契機に、ATのさらなる普及と発展に努め、地域の自然環境・社会文化・経済の課題を解決し、関係する人々の心を豊かにすることで、新たな人流の創出と持続可能な観光の推進に取り組んでまいります。

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