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プレスリリース

第23097号
その他

JALと慶應義塾大学 12月15日に釧路空港にて地震津波防災演習を実施

~動画教材を作成し他空港へ展開、より多くの空港の災害対応力を高めます~

 JALは、慶應義塾大学と人材育成や社会課題の解決を目的とした連携協定を締結していますが(*1)、その一環として、2023年12月15日に釧路空港にて地震津波防災演習を実施しました。
 本演習は映像と音声でも記録しており、後日、この記録を慶應義塾大学の知見で学術的に分析することで、より効果的、効率的な防災計画の作成し、今後の訓練にも活かしてまいります。本形式のように演習できる空港には限りがあるため、昨年度実施しました高知空港での演習(*2)と共に、釧路空港での演習の結果を他空港へ動画教材として展開し、より多くの空港の地震・津波災害への対応力を高めてまいります。
(*)・2022年12月15日付けエリアニュース:https://press.jal.co.jp/ja/areanews/release/202212/007115.html
 ・演習の様子:https://www.jal.com/ja/jal-group-spirit/230310/

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 本演習は、千島海溝沿いの巨大地震の発生により、釧路空港周辺にて震度7の揺れを観測、加えて厳冬期(12月下旬から3月上旬)に発生した場合を想定し、JAL社員が自らの命を守ることを大前提としながら地震発生時の初動対応や被災者の避難誘導、被害状況の確認および迅速な情報連携などを通じて、防災意識の向上、および、地震発生時の対応に関して共通認識を持って「いのちを守る」行動の実践を目的としています。演習内容としては、釧路空港ターミナル内での避難訓練に加えて、ターミナル内の有料待合室を航空機機内に見立てて、機内からの避難訓練も実施しました。

 演習実施にあたり、地震学・災害情報・防災教育などを専門とする慶應義塾大学環境情報学部の大木 聖子(おおき さとこ)准教授監修の下、実際の地震による被害を想定したシナリオを作成しました。JALスタッフには事前にシナリオ内容を知らせることなく、お子さまの連れのご家族や外国籍の方、怪我人などさまざまなお客さま役を釧路空港ターミナル内の至る所に配置して実施することで、実践的な演習内容となりました。

 JALは、今後もお客さまに安全・安心に空港をご利用いただくための環境作りを進めてまいります。

 

【概要】
実施日 : 2023年12月15日(金)
場所  : 釧路空港旅客ターミナル内
演習内容 :
 ①空港内での避難訓練 
 ②航空機機内からの避難訓練 ※空港内有料待合室を機内に見立てて実施
 ③被害状況の確認及び本部への情報伝達
演習参加者 :
 ・JAL釧路空港所スタッフやJAL運航乗務員・客室乗務員 計約20名
 ・大木聖子ゼミの学生約40名(お客さま役)

以上

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