プレスリリース
JALとJ VALUEがタイ バンコクのトンロー日本市場を拠点に日本が誇る農水産品のさらなる販路拡大に取り組みます
~日本の農水産品の輸出拡大に向けた新たな協業を開始~
(共同リリース)
2024年10月17日
日本航空株式会社
J VALUE CO., LTD.
日本航空株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:鳥取三津子、以下「JAL」)とJ VALUE CO., LTD.(本社:タイ バンコク、代表取締役:ユパレット エトラパカル、以下「J VALUE」)は、タイ バンコクの日本生鮮卸売市場「トンロー日本市場」において、日本の農水産品輸出拡大ビジネスに関する協業を開始するにあたり、以下の通り基本合意書を締結しました。
右:日本航空 貨物郵便本部事業推進部 部長 梅原秀彦
JALは、中期経営計画で掲げているESG戦略のもと、豊富な物流ネットワークとシームレスで高品質な輸送で、日本が誇る優れた農水産品を海外に輸出し、海外での認知度向上と新たな需要創出に貢献することで地域活性化に取り組んでいます。
J VALUEは、これまで培ってきたタイ国内での多種多様な生鮮品の取り扱いに加え、イベントの企画、制作運営プロモーションまでを担い、幅広いニーズに対応しつつ、集客力を活かした生鮮品の販売およびイベントの開催実績があります。
今般JALとJ VALUEが両社の強みを生かして戦略的に提携することにより、タイ在住の日本人コミュニティのみならず現地のマーケットにより深く根差した新生トンロー日本市場として、日本の優れた農水産品の販売を拡大していくとともに、店舗でのカフェやバーの運営などのイートイン展開や日本各地の自治体などと連携したイベントの開催を通じて、日本からタイへの農水産品のさらなる輸出拡大に取り組みます。また、これらを通じ、農林水産省の掲げる2030年までに輸出額5兆円とするという目標達成に貢献してまいります。
【取り組み概要】
■ JALとJALグループのフォワーディング会社であるJupiterグループが、通関・地上配送を含む空地一体となった物流
ネットワークを形成し、一気通貫の航空貨物輸送サービスを提供します。これにより、活魚など厳格な温度管理や
特殊梱包を含めた輸送ノウハウが必要で、これまで現地での流通が困難だった日本の優れた生鮮品を、輸送コストを
抑えつつ引き続き日本国内と同等の高品質な状態で提供します。
■ J VALUEが取り入れたタイ国内におけるマーケティング力と集客力により、各種イベントを開催するなど当該市場
店舗をタイ現地マーケットにさらに浸透させ、来客数を増加させることで、販売機会の大幅な増加を図ります。
これにより日本の優れた農水産品に対する認知度を向上させ、需要創出・さらなる輸出促進に取り組みます。
【J VALUE CO., LTD.会社概要】
会社名 :J VALUE CO., LTD.
代表取締役:ユパレット エトラパカル
設立年月日:2018年3月15日
事業内容 :「日本のいいものを世界へ」をコンセプトに、タイ王国バンコクにおける日本産生鮮食材の卸売市場
「トンロー日本市場」を運営しています。
出資構成 :G-Yu Creative Co., Ltd., Mikoshi Co., Ltd.
【店舗概要】
日本生鮮卸売市場「トンロー日本市場」
「日本のいいものを世界へ」のコンセプトの下、2018年6月にタイ初となる日本生鮮卸売市場として開業しました。
良質で希少価値の高い「日本の生鮮食品」を、「日本中の生産者と連携」し、「安心・安全」を礎としたJALグループの航空物流網・ノウハウを使って、「高鮮度・適正価格」にて現地のお客さまにお届けしています。
住所 :87 Soi Akapat (Thonglor 13), Sukhumvit 55 Road, Klongtan-Nua, Wattana, Bangkok
営業内容:日本産生鮮食材の業務用卸売、飲食提供、イベント開催 等
営業時間:9:00-19:00
定休日 :なし
以上