プレスリリース
11月1日、JALスカイミュージアムにて AIアシスタントロボット「temi」の実証実験を開始
(共同リリース)
2024年10月22日
日本航空株式会社
株式会社JALインフォテック
日本航空株式会社(所在地:東京都品川区、代表取締役社長:鳥取 三津子)と株式会社JALインフォテック(所在地:東京都港区、代表取締役社長:小山 英之)は、JAL SKY MUSEUMにおいて、自律走行するAIアシスタントロボット「temi」を活用した実証実験を2024年11月1日(金)から12月25日(水)まで実施します。
【実証実験の目的】
当ミュージアムでは、旺盛なインバウンド需要に比例し、外国からの訪問者が増加傾向にあり、外国語対応が喫緊の課題でした。この実証実験では、AI技術を駆使し、日本語をはじめ、英語、中国語、韓国語での案内が可能な「temi」(*1)の活用により、お客さまへの施設案内と展示物の説明を多言語で行うことを通じ、国内外から訪れる多様なお客さまに対して、よりスムーズで充実した体験を提供します。
(*1) 米国temi社が開発した映像と音声で遠隔地とコミュニケーションできるテレプレゼンスAIロボット。また地図生成等や地点登録により、自律運転によるナビゲーションや案内が可能。
【実証実験の概要】
実証実験期間には、既に実現されている自律移動型のロボットによる施設案内だけではなく、完全自動化された多言語対応の展示物紹介ツアーを日本の航空会社において初めて実施します。これにより、お客様に対して新しい見学体験をご提供しながら、スタッフの省人化と業務効率の改善を図ります。
また、実証実験を通じて得られたデータとフィードバックを基に、ロボットのさらなる活用を検討していく予定です。将来的には、空港などの領域においても、「temi」をはじめとしたロボットの活用を目指します。これにより、インタラクティブな体験と快適性の向上をロボットが支え、お客さまに高品質なサービスの提供に寄与してまいります。
以上