このページの本文へ移動
第25027号
新事業領域

JALECとWisk、加賀市の3者で基本合意書を締結

~日本初の無操縦者航空機の社会実装に向けた実証飛行を推進~

 2025年6月16日、株式会社JALエンジニアリング(所在地:東京都大田区、代表取締役社長:濱本 隆士、 以下「JALEC」)は、Wisk Aero(本社:アメリカ、CEO:Sebastien Vigneron、以下「Wisk」)および石川県加賀市(市長:宮元 陸)との3者間で、日本における無操縦者航空機の社会実装ならびに制度設計に向けた実証飛行に関する基本合意書を締結しました。
 本取り組みは、JALECの航空運送事業と航空機整備に基づく技術的知見、無操縦者航空機の開発において世界を牽引するWiskの先進技術、そして国家戦略特区として先進的な取り組みを推進する加賀市の強みを融合させることで、無操縦者航空機の制度設計に資する実証飛行を推進し、より安全で自由な空の移動の実現を目指すものです。

JALEC_WISK_KAGA.jpg
左からWisk CEO Sebastien Vigneron、JALEC 取締役執行役員 秡川 宏樹

 Wiskの開発する無操縦者航空機は、いわゆる「空飛ぶクルマ」の中でもパイロットが搭乗せず自律的に飛行するものであり、これにより、パイロット不足に伴う課題を解決し、経済性を向上させるとともに、移動の自由度を大幅に拡大することが期待されています。一方で、この新しい運航形態は従来の航空機とは大きく異なるため、社会実装には関連する制度設計と運航環境の整理が重要です。
 今後、2030年代以降の「空飛ぶクルマ」の運航規模拡大に向けて無操縦者航空機に関する議論が進む中、実証飛行は技術的な裏付けとなる必要不可欠なステップです。JALECとWiskは、国家戦略特区である加賀市を舞台とした無操縦者航空機の実証飛行を通じて、制度設計をさらに加速させ、日本における早期の社会実装の実現を目指します。

 JALECはWisk、加賀市と共に、未来における安全で自由な新しい空の移動の実現に貢献します。

 

以上

ページの先頭へ移動
TITLE

この画像の著作権その他の知的財産権については、当社またはその提供者が権利を有します。個人的使用または非営利目的の場合のみダウンロードして使用いただけます。但し、報道目的の場合はこの限りではありません。