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プレスリリース

第25086号
貨物

CEIV Pharma認証を更新 本邦航空会社として初めて、地上輸送も対象に

~医薬品の航空輸送における継続的な取り組みが評価されました~

リリースの概要

・2025年10月24日(金)、JALは成田空港で「CEIV Pharma認証」を更新しました。
・JALの医薬品航空物流における国内主要拠点である成田空港と、羽田空港・関西空港をつなぐ陸上輸送もスコープに加えたことで、本邦航空会社として初めて地上輸送も認証の対象となりました。

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        成田空港 JAL  MEDIPORT

 JALは、2025年10月23日(木)から実施された、IATAが策定した医薬品輸送の品質認証制度「CEIV Pharma認証(The Center of Excellence for Independent Validators in Pharmaceutical Logistics)」の更新監査において、10月24日に再認証を取得しました。今回の認証更新にあたり、新たに国内主要拠点の成田空港と、羽田空港・関西空港とをつなぐ空港間トラック輸送サービスも本認証のスコープに加えており、航空輸送のみならず空港間地上輸送を含む切れ目のない高品質なサプライチェーンとして認証されました。
 JALは2023年にCEIV Pharma認証を初めて取得*1して以来、継続した医薬品貨物の品質管理やハンドリング体制の強化を通し、安全かつ確実な医薬品輸送に注力しています。近年では、ワクチンやバイオ医薬品、再生医療用細胞製品などの医薬品輸送需要が世界的に伸長し、特に高品質な温度管理輸送の重要性が高まっていることなどを受け、JALも多様化する輸送ニーズに対応しています。

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 JALの医薬品航空物流における国内主要拠点は成田空港と関西空港にあり、特に温度管理が厳格な医薬品のニーズが高い北米やヨーロッパ路線が多く運航する羽田空港や、関西空港への輸送時間短縮と、切れ目のない温度管理が求められています。JALはこうした市場動向を踏まえ、2024年に主要3空港(羽田、成田、関西)を結ぶ、航空会社による日本初のGDP*2準拠空港間トラック輸送サービスを導入し、輸送時間の短縮と品質向上を実現しました。これにより医薬品輸送における多様なニーズをお持ちのお客さまからも広くご好評をいただいており、今回の認証取得につながっております。今後も航空輸送のみならず、陸上輸送とも連携したシームレスな医薬品輸送ネットワークの拡充を目指してまいります。
 JALは、医療現場と患者さまの期待に応えるべく、安心・安全な医薬品輸送サービスのさらなる拡充を通して、世界中の人々のウェルビーイングの実現を目指してまいります。

*12023年4月26日付プレスリリース「高品質な医薬品輸送が認められ、国際品質認証「CEIV Pharma」を取得」
 https://press.jal.co.jp/ja/release/202304/007368.html
*2Good Distribution Practiceの略称。
 医薬品が製造工場から患者の手元に届くまでの流通過程における品質保証を目的とした国際基準。

以上

 

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