プレスリリース
新たに国際線中長距離ローコストキャリアの設立を決定
JALは新たに国際線の中長距離LCC(ローコストキャリア)(以下、「新会社」)を設立することを決定しました。中期経営計画2017-2020で掲げている「事業領域を拡げる、新たな領域」の事業の一つとして日本を発着する国際線の中長距離LCCモデルにより、お客さまに新たな選択肢をご提供します。
新会社は、成田国際空港を拠点としてアジア・欧米などの中長距離国際線に就航するJALの連結子会社とする予定です。当初2機のボーイング787-8型機を使用して、成田国際空港の機能強化が予定される2020年のサマースケジュールでの就航を目指して諸準備を開始します。
JALは、これまで、フルサービスキャリア事業を磨き上げるとともに、国内および国際線短距離路線を運航するジェットスタージャパンに出資してまいりました。価値観が多様化するお客さまのニーズにさらにお応えできる環境を整えるために、既に展開しているジェットスタージャパンに加えて、中長距離路線を運航するLCC新会社を展開します。両社を有機的に活用することにより新たな需要を創出してまいります。
新会社は、「2017~2020年度JALグループ中期経営計画ローリングプラン2018」で掲げた「グランドデザイン」の一部として、訪日外国人をはじめ日本の交流人口の増加を促進するお手伝いをするとともに、2021年度以降のJALの次の成長へつなげてまいります。
<新会社の概要>
商号: 今後決定
設立時期: 準備会社を2018年7月に設立予定
拠点空港: 成田国際空港
事業内容: 航空運送事業(アジア・欧米などの中長距離を主眼とした国際線)
使用機材: ボーイング787-8型機
資本金・出資額 今後決定 (JAL連結子会社とする方針)
※ビジネス機会拡大のため、JAL以外の出資者を募る可能性があります
代表者: 新会社設立時に決定
以上
添付資料: 「新たな国際線中長距離ローコストキャリア設立について」