プレスリリース
シンガポール向け日本食の輸出促進に向けた取り組み
~クールEMSによるdoor to doorの小口保冷配送を活用~
(共同リリース)
2013年10月10日
日本航空株式会社
日本郵便株式会社
日本航空株式会社(東京都品川区、代表取締役社長 植木義晴/以下「JAL」)と日本郵便株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 髙橋 亨/以下「日本郵便」)は、シンガポールで開催される日本食品見本市「おいしいジャパン2013」(2013年10月17日~19日)(別紙1参照)において、「おいしいジャパン2013」のパートナー企業として、JALのフライトで最短翌日に小口保冷配送ができる「クールEMS」(※1)により、シンガポール向けの日本食の輸出促進に向けて支援・協力することとしましたので、下記のとおりお知らせします。
記
1 EC(Electric Commerce・電子商取引・インターネット通販)を通じた日本食の販売輸出促進
(1)「おいしいジャパン2013」への共同出展
JALと日本郵便は、インターネットを通じて購入された日本の新鮮な食材を、クールEMSで日本からシンガポールの店舗や個人宅まで保冷配送できるサービスをご紹介するため、「おいしいジャパン2013」において、海外向けに日本の生鮮食品を販売しているEC事業者(※2)と共同で出展します。
(2)EC事業者の拡大と支援
日本郵便株式会社Webサイトの国際郵便ページの「海外通販サイトリンク」において、海外向けに日本の生鮮食品を販売しているEC事業者を順次ご紹介し、(別紙2参照)海外向けに販路を拡大したい日本のEC事業者を継続して支援します。
(海外通販サイトリンク: http://www.post.japanpost.jp/int/link/ )
2 手軽な海外向けdoor to doorの小口保冷配送サービスの提供
日本郵便は、国内配送と同様の手軽さで、日本の全国の食材を新鮮な状態で、海外へ配送できるよう、海外転送サービスを提供している事業者(※3)と協力して、日本全国からシンガポールへdoor to doorの小口保冷配送を実現しました(別紙3参照)。
これにより、「おいしいジャパン2013」終了後も、シンガポール現地バイヤーへの日本の食材のサンプル配送や、商談成立後の商品配送等、日本各地の水産物、農産物などを1個から保冷配送することが可能になりました。
3 その他
JALと日本郵便は、クールEMSを活用し、今後も両社で連携してクールEMSの引受地域・配達地域の拡大を図ります。さらに、2014年度中に冷凍の海外向けdoor to doorの小口保冷配送サービスの提供を予定しており、日本全国の食材を輸出する事業者の保冷配送及び海外販路開拓を今後も支援してまいります。
※1 クールEMSは、引受から配達まで72時間~80時間程度、一定温度(2~10℃)に冷蔵できる専用の保冷容器・保冷剤を活用して香港、シンガポール、台湾あてに小口保冷配送するサービスです。2013年4月1日から試行実施を開始しています。
※2 JAL及び日本郵便と共同で「おいしいジャパン2013」に出展するEC事業者は、以下のとおりです。
A. 郵ネットサービス株式会社
日本の選りすぐりの逸品を、クールEMSでお届けします。お刺身で食べられるトラフグや桜鯛、大きさも抜群の果物、明太子などを、日本から直接お届けします。
B. JUGANI JAPAN(ジュガーニ・ジャパン)
獲れたての蟹をボイルして冷蔵のままクールEMSでお届けします。特に北海道各地からその時期いちばんおいしい毛蟹を仕入れ、日本から直接お届けします。
※3 海外転送サービスを提供している事業者については、日本郵便の国際郵便ホームページ「海外通販サイトリンク」の「総合ショップ/サービス」に「海外保冷転送サービス事業者」としてご紹介しております。また今回「おいしいジャパン2013」に参加する一部出展者の生鮮食品を日本からシンガポールにクールEMSにて配送します。
以上
(別紙1)20131010_別紙1_シンガポール向け日本食の輸出促進に向けた取り組み.pdf
(別紙2)20131010_別紙2_シンガポール向け日本食の輸出促進に向けた取り組み.pdf
(別紙3)20131010_別紙3_シンガポール向け日本食の輸出促進に向けた取り組み.pdf
20131010_共同リリース_シンガポール向け日本食の輸出促進に向けた取り組み.pdf