プレスリリース
JALグループ、2016年度 路線便数計画を決定
~顧客満足 No.1に向け、さらに利便性・快適性を向上させます~
第15198号
JALグループは、2016年度の国際線・国内線の路線便数計画を決定しました。
国際線については、「ひとクラス上の最高品質」をテーマにご好評をいただいている「SKY SUITE」機材(*1)による運航路線を拡大するとともに、プレミアムエコノミーサービスを実施する路線を増やし、お客さまの利便性・快適性のさらなる向上を図ります。
また、現在週3便運航している成田=モスクワ線を、4~6月は週1便増便して4便体制で、7~10月はさらに1便増便して週5便体制で運航し、夏場の旺盛な旅客需要に対応します。
国内線については、「ひとつ先のスタンダード」をテーマとしている「JAL SKY NEXT」(*2)サービスを羽田発着路線を中心に拡大展開し、商品・サービス力の強化を図りつつ、季節需要に適合した運航を実施します。また、「クラスJ」を設定した新機材・エンブラエル190型機 (*3)を、伊丹=鹿児島線をはじめ順次展開し、大阪発着路線でもお客さまの快適性の向上を図ります。
なお、2014年度に配分された「羽田空港政策コンテスト枠」で運航している羽田=山形線は、地域と一体になった利用促進が奏功し、コンテスト枠有識者懇談会にて最高評価をいただき、その結果を踏まえて国土交通省より2016年度以降、3年間の羽田発着枠延長配分を受けたことから、1日2便運航を継続します。
そのほかの地方路線については、2014年度から再開している季節運航路線を、就航先地域の皆さまの協力を得ながら2015年度と同規模にて運航することとします。また、一部路線については、プロペラ機材からリージョナルジェット機材へ変更します。
沖縄圏域の離島間運航では、貨物室を従来機に比べ2.5倍以上に拡張したボンバルディアDHC-8-400型機のカーゴ・コンビ仕様を定期路線に就航させ、旅客、貨物双方の需要増加への対応を図り、観光や産業振興などに貢献してまいります。
JALグループは引き続き、お客さまの利便性、快適性の向上を目指し、さらなるネットワークの拡充、商品・サービス品質の向上にチャレンジしてまいります。
※以下の計画とスケジュールは関係当局への申請と認可を前提としております。
(*1)「SKY SUITE」機材の詳細についてはhttps://www.jal.co.jp/newsky/をご参照ください。
(*2)「JAL SKY NEXT」サービスの詳細についてはhttp://www.jal.co.jp/skynext/をご参照ください。
(*3)エンブラエル190型機の詳細についてはhttp://press.jal.co.jp/ja/release/201601/003615.html をご参照ください。
国際線
1.増便
路線 |
時期 |
便名 |
変更内容(往復) |
機材 |
備考 |
成田=モスクワ |
2016年 3月27日~6月30日 |
JL421/422 (*4) |
週3便⇒週4便 (月曜日を追加) |
787-8 (SS8) |
月・水・金・日運航 |
7月1日~10月29日 |
週4便⇒週5便 (土曜日を追加) |
月・水・金・土・日運航 |
2.ダイヤ変更
路線 |
時期 |
便名 |
変更内容 |
成田=パリ |
2016年3月27日~ |
JL415 (*5) |
成田発11:40(日本時間)⇒パリ着17:10(現地時間) (現在 成田発 14:00(同)⇒パリ着 19:30(同)) |
(*5)JAL416便のダイヤ パリ発 21:55(現地時間)⇒成田着 翌日16:30(日本時間) は変更ありません。
3.機材変更
【ボーイング777-200ER型機の「SKY SUITE」仕様への改修】
新たに777-200ER型機を「SKY SUITE」仕様に改修し、ビジネスクラスには新たにフルフラット座席を導入します。また、プレミアムエコノミークラスにはご好評いただいている「SKY PREMIUM」、エコノミークラスには「新・間隔エコノミー」として親しまれている「SKY WIDER」を装着します。今夏以降、羽田=バンコク線、羽田=シンガポール線を中心とした東南アジア路線へ、冬以降にはホノルル線へ順次展開を予定しています。新客室仕様の詳細、路線投入スケジュールにつきましては、確定次第、ご案内します。
【ボーイング787-9型機による運航路線、およびプレミアムエコノミー設定路線の拡大】
6月より成田=ボストン線、9月より成田=クアラルンプール線を「SKY SUITE」仕様の787-9型機で運航します。ボストン線のビジネスクラスでは初めてフルフラット座席を提供します。
また、昨今の旺盛なプレミアム需要にお応えすべく、プレミアムエコノミーサービスを上記2路線のほか、ホノルル線についても現在の羽田路線に加え、成田、関西、中部発着の便にも今夏以降順次導入します。
路線 |
時期 |
便名 |
変更内容(往復) |
成田=ボストン(*6) |
2016年6月11日~ |
JL008/007 |
787-8 ⇒ 787-9(SS9) |
成田=クアラルンプール(*7) |
2016年9月11日~ |
JL723/724 |
767-300ER(SS6) ⇒ 787-9(SS9) |
(*7) JL723/724便のプレミアムエコノミークラスの販売開始は、2月上旬を予定しております。
【その他機材変更】
需給環境に適合した機材変更を行います。羽田=北京線(JL025/020)、成田=香港線、成田=台北(桃園)線ではビジネスクラスにシェルフラットネオ座席を装着した787-8型機を新たに投入します。
路線 |
時期 |
便名 |
変更内容(往復) |
羽田=シンガポール |
2016年3月27日~ |
JL037/036 |
767-300ER(SS6) ⇒ 777-200ER |
成田=デリー |
2016年6月 1日~ |
JL749/740 |
787-9(SS9) ⇒ 787-8(SS8) |
羽田=北京(*8) |
2016年3月27日~ |
JL025/020 |
767-300ER ⇒ 787-8 |
羽田=香港 |
2016年9月 1日~9月30日 |
JL029/026 |
777-200ER ⇒ 777-300ER(SS7) |
成田=香港(*9) |
2016年3月31日~ |
JL735/736 |
767-300ER ⇒ 787-8 |
羽田=ソウル(金浦) (*10) |
2016年6月 1日~8月31日 |
JL095/090 |
767-300ER ⇒ 787-8 |
羽田=台北(松山) |
2016年3月27日~ |
JL097/098 |
777-200ER ⇒ 767-300ER |
成田=台北(桃園) (*11) |
2016年7月 1日~ |
JL809/802 |
767-300ER ⇒ 787-8 |
(* 9) JL736便は4月1日より機材変更
(*10) JL090便は6月2日~9月1日の間、機材変更
(*11) JL802便は7月2日より機材変更
国内線
1.季節運航(継続)
路線 |
内容(往復) |
期間 |
伊丹=松本 |
1日 1便 |
2016年8月 1日~ 8月31日 |
伊丹=女満別 |
1日 1便 |
2016年7月16日~7月18日、7月23日~7月25日、 |
新千歳=出雲 |
週 4便 |
2016年8月 1日~ 8月31日 月・水・金・日運航 |
新千歳=徳島 |
週 3便 |
2016年8月 1日~ 8月31日 火・木・土運航 |
中部=釧路 |
週 3便 |
2016年8月 1日~ 8月31日 火・木・土運航 |
中部=帯広 |
週 4便 |
2016年8月 1日~ 8月31日 月・水・金・日運航 |
2.増便
路線 |
変更内容(往復) |
変更期間 |
羽田=那覇 |
1日 12便 ⇒ 13便 |
2016年3月27日~ 4月27日 2016年5月 1日~10月29日 |
1日 12便 ⇒ 14便 |
2016年4月28日~ 4月30日 |
|
羽田=旭川 |
1日 4便 ⇒ 5便 |
2016年7月16日~ 8月31日 |
羽田=函館 |
1日 3便 ⇒ 4便 |
2016年7月20日~ 8月11日 |
羽田=青森 |
1日 6便 ⇒ 8便 |
2016年7月20日~ 8月11日 |
伊丹=青森 |
1日 3便 ⇒ 4便 |
2016年7月20日~ 8月11日 |
3.減便
路線 |
変更内容(往復) |
変更期間 |
羽田=三沢 |
1日 3便 ⇒ 0便 |
2016年7月20日~ 8月11日 (*12) |
羽田=長崎 |
1日 7便 ⇒ 6便 |
2016年3月27日~ |
伊丹=三沢 |
1日 1便 ⇒ 0便 |
2016年7月20日~ 8月11日 (*12) |
丘珠=三沢 |
1日 1便 ⇒ 0便 |
2016年7月20日~ 8月11日 (*12) |
福岡=松山 |
1日 5便 ⇒ 4便 |
2016年3月27日~ |
福岡=宮崎 |
1日 8便 ⇒ 7便 |
2016年3月27日~ (*13) |
福岡=鹿児島 |
1日 2便 ⇒ 1便 |
2016年9月 1日~ |
(*13)7月1日以降、「エンブラエル170型機 3便、ボンバルディアDHC8-Q400型機 4便」から「エンブラエル170型機 7便」に変更
*印刷をされる方はこちらをご利用下さい。
20160120_JGN15198_FY16事業計画.pdf