プレスリリース
JAL、鮮魚流通ベンチャーCSN地方創生ネットワークと提携
~第1弾として地方の朝獲れ鮮魚をファーストクラスラウンジで提供します~
JALは、鮮魚流通ベンチャーのCSN地方創生ネットワーク株式会社(以下「CSN」)と提携し、新規事業の検討を行います。
CSN社は、地域経済の柱である第1次産業の活性化を通じた「真の地域創生」をめざし、羽田空港を拠点に空輸を中心とした新たな鮮魚流通の仕組み「羽田市場」を構築したベンチャー企業です。JALは、2014年に発表した「チャレンジJAL宣言(*1)」のもと、CSNのビジョンに共感し、その事業を空輸面でサポートしてまいりました。2017年7月に協業検討に関わる基本合意書を締結し、さらなる業務提携および新規事業創出に向けた検討を現在行っています。
(*1)2014年6月9日付リリース 第14055号 「チャレンジJAL宣言」 http://press.jal.co.jp/ja/release/201406/002056.html
今般、業務提携の第1弾として、CSNが運営する「羽田市場」から仕入れた地方の朝獲れ鮮魚を羽田空港JAL国際線ファーストクラスラウンジの鉄板ダイニングの新メニューとして提供します。提供する鮮魚は、早朝、地方の漁港で水揚げされ、その日のうちに羽田空港に空輸、すぐに空港内の「鮮魚センター」にて仕分け・加工された後、ラウンジに届けられます。2018年3月のメニューは、鉄板で皮目をパリッと焼き上げた新鮮な鯛をトマトソースに合わせた「羽田市場直送 真鯛のポワレ トマトソース」です(*2)。
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地方から空輸でさまざまな魚が届く 羽田鮮魚センター
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JALは、今回の取り組みを皮切りに、今後CSNとさまざまな協業を行うとともに、新規事業創出を目指してチャレンジを続けてまいります。
(*2)時化の場合など、入荷状況により、メニューの変更や一部朝獲れではない魚を提供する場合があります。
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羽田市場直送 真鯛のポワレトマトソース
【参考】
◆CSN地方創生ネットワーク株式会社概要(https://www.chihousousei.co.jp/)
従来の陸上輸送を主とする流通に代わり、航空輸送を中心とした新たな鮮魚流通の仕組み「羽田市場」を構築したベンチャー企業。輸送にかかる時間を大幅に短縮して魚を届けることを可能にした。日本各地の契約産地・漁師から、獲れたての鮮魚を直接仕入れることで魚のトレーサビリティも確保。羽田空港まで空輸された魚を、空港内の「鮮魚センター」にて仕分け、加工し、国内外の飲食店や小売店などに販売する。