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第19049号
機材・ダイヤ

北海道エアシステム、ATR42-600型機を2020年春より就航

~特別塗装デザインの初号機にて皆さまをお迎えします~

  北海道エアシステム(以下、HAC)は、現在の保有機材SAAB340B型機を2020年からATR42-600型機(以下、ATR型機)に順次更新することを発表しております(*)。記念すべき初号機(機番:JA11HC)には特別塗装デザインが施されており、2020年夏期ダイヤ(3月29日~)より運航を開始します。
(*) 2018年7月18日付共同リリース「北海道エアシステム、ATR42-600型機発注に関する覚書を締結」参照
  URL:https://press.jal.co.jp/ja/release/201807/004806.html

 北海道では初導入となるATR型機は、高い快適性と環境性能(低燃費、低騒音)を兼ね備え、寒冷地での運航実績を持つ最新鋭ターボプロップ機です。HACは北海道内を中心に「道民の翼」としてこれまで培ってきた安全運航体制のもと、新機材でも快適な移動空間を提供してまいります。
  初号機に施される特別塗装デザインは、HACとして初めてとなる機材更新へ向け、HAC社員それぞれの北海道への思いを託し、北海道出身のデザイナー鈴木 奈々瀬(すずき ななせ)氏(株式会社ライトパブリシティ所属)がふるさと北海道の大自然を想いイメージしたデザインに決定しました。デザインコンセプトは、北海道の豊かな海と、美しい雪が舞い降る大地をイメージしています。機体左右で異なるデザインを採用しており、機体左側には6つの就航地を雪の結晶で表現し、ワンポイントにキタキツネが隠れています。機体右側には、シャケ、コンブ、ウニなどの北海道の特産品が描かれています。

HACはこれからも、地域を支える航空ネットワークの担い手として、愛される航空会社を目指してまいります。

  • ATRデザイン1枚目RVS1.png

     

 
  • ATRデザイン2枚目RVS1.png

    特別塗装機デザイン(イメージ)

【概要】
1.受領・就航スケジュール(予定): 

  • 表.png

      ※関係当局の認可を前提としております。また、就航開始日は変更となる場合があります。

 

2. 初号機就航路線:
札幌(丘珠)=函館、釧路線を中心に、土日、連休などは観光需要にもお応えできるダイヤ 編成を予定しております。

3.予約販売開始:
2019年9月10日(火) 9時30分

4.仕様・特徴:
・現行のSAAB340B型機と比べてひと回り大きくなった機体には、後方のドアよりご搭乗いた だきます。また、主翼は機体上部の窓の上にあり、どの席からも外の風景を広くお楽しみい ただけます。
・客室内は、JAL国内線で運航されている「JAL SKY NEXT」仕様に準じた全席革張りシート、カ ラーリングを採用しています。
・LED照明を採用し、ARMONIAデザイン(※)によって明るく快適な空間となっています。手荷物 収納棚は、客席上部の両サイドに設置されています。
  (※)イタリア語で「ハーモニー(調和)」を意味し、イタリアのデザイナー「ジウジアーロ」が設計した客室デザイン。ゆとりある作りが特徴であり、シカゴ・アテネウムのグッドデザイン賞を受賞している。

5.諸元:

諸元3.png

 

 

  • 座席レイアウト.jpg

    シートレイアウト

6.新機材導入に向けたスケジュール(予定)
2019年
7月29日 初号機デザイン発表
9月      2020年度サマースケジュール販売開始
11月    モデルプレーン機内販売開始、フランスにて初号機受領、鹿児島へ空輸
2020年
1~2月   丘珠空港到着、実機公開、各就航地での訓練フライト開始
3月   初就航セレモニー

以上

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