プレスリリース
本邦航空会社初、客室内の抗ウイルス・抗菌コーティングを実施します
~さらに空港における抗ウイルス・抗菌コーティングも拡大し、あらゆるシーンにおいて清潔な環境でお迎えします~
リリースの概要
1.航空機の客室は夜間に消毒作業を実施していましたが、さらなる衛生・清潔性向上のため、本邦航空会社として初めて、客室内に長期間持続する抗ウイルス・抗菌コーティングを実施します。
2.空港ではこれまでカウンターやチェックイン機器への抗ウイルス・抗菌コーティングを実施していましたが、お客さまが使用される備品や日本国内の全ラウンジへも拡大します(*1)。
(*1)JALが保有・管理する設備が対象。
JALでは現在、さまざまな新型コロナウイルス感染症予防対策の取り組みを実施しており、この取り組みに対し、アジアで唯一、外部評価機関より世界最高水準の評価をダブル受賞しました(*2)。このたび、抗ウイルス・抗菌コーティングの取り組みを強化し、すべてのお客さまにより安全・安心な空の旅をお届けします。
(*2)2021年3月22日付プレスリリース第20104号『JALの「安全・安心の取り組み」が、アジアで初めて世界最高水準の評価をダブル受賞』https://press.jal.co.jp/ja/release/202103/005995.html 参照
1. 客室内の抗ウイルス・抗菌コーティング
客室内に実施するコーティングは、触媒の作用によりその効果が長期間持続するもので、化粧室、座席やひじ掛け、収納棚、壁面といった、お客さまが直接手を触れる箇所を中心に実施します。
今回使用するコーティング剤は、抗菌製品技術協議会(SIAA)の定める抗ウイルス・抗菌性能と、安全性が確認されています。コーティング済みの機体には、「SIAA」の認証マークを機体入口付近に表示し、コーティングが実施済みであることをお知らせします。このコーティングは2021年4月より開始し、7月中を目途に完了予定です(*3)。
(*3)日本エアコミューター(JAC)と北海道エアシステム(HAC)は年内に完了予定。
2. 空港の抗ウイルス・抗菌コーティングの拡大
JALでは2020年11月より空港のチェックインカウンター、自動手荷物預け機、自動チェックイン機、搭乗口カウンター、ステップ車に抗ウイルス・抗菌コーティングを開始し、全国の空港に順次拡大しています(*4)。このたび新たに、お客さまが使用する保安検査場のトレイや、車いす、ベビーカーにも抗ウイルス・抗菌コーティングを開始し、今後は国内空港のラウンジにも拡大していく予定です(*5)。
(*4) 4/23時点で、札幌(新千歳)・大阪(伊丹)・東京(羽田・成田)・福岡・沖縄(那覇)空港で加工を実施しており、順次その他の空港に拡大中。
(*5) JALが保有・管理する空港の設備・備品が対象となります。ラウンジは国内空港における国際線ファーストクラスラウンジ、国内線ダイヤモンドプレミアラウンジ、内際サクララウンジが対象となります。
また、3月15日ご搭乗分よりサービスを開始したJAL国内線PCR検査サービス(*6)は利用件数1万7千件を超え、3月22日より羽田空港で導入を開始したタッチレスセンサ(*7)については、国内で展開を予定していた札幌(新千歳)、大阪(伊丹)、福岡、沖縄(那覇)、広島空港の自動チェックイン機にも導入が完了しました。
(*6) JAL国内線PCR検査サービス : https://press.jal.co.jp/ja/release/202103/005968.html
(*7) 2021年3月22日付プレスリリース第20105号『本邦航空会社初、チェックイン時のタッチパネル非接触化を実施』https://press.jal.co.jp/ja/release/202103/005996.html 参照
JALはこれからも、旅前のサポート体制や、空港や機内などあらゆるシーンにおいて、衛生的で清潔な環境でお客さまをお迎えするための取り組みを強化し、安全・安心なサービスの提供に努めてまいります。
以上