プレスリリース
「SHOOTING STAR challenge」オフィシャル・パートナー契約締結
~世界初「人工流れ星プロジェクト」をサポートします~
JALは、民間宇宙ベンチャー企業である、株式会社ALE(所在地:東京都港区、代表取締役社長:岡島礼奈、以下「ALE」)が2019年の実施に向け、研究・開発を進めている、世界初の人工流れ星プロジェクト「SHOOTING STAR challenge」オフィシャル・パートナーとして、このプロジェクトをサポートします。
これは、2014年にJALが行った「チャレンジJAL宣言(*1)」の、チャレンジする人をサポートするという理念を背景に、JALは、ALEの「宇宙関連ビジネスを起業し、そのビジネスを通じて基礎科学の発展に貢献したい」という想いに共感しました。また、人工流れ星の観測により高層大気の気温・密度・動きについて解明が可能となり、中長期的な地球の気候・環境変動のデータや洞察を得られることが、航空機の効率的な運航など、さまざまな業務の改善に役立つ可能性に着目しました。さらに、人工流れ星の再突入により得られるデータにより、宇宙開発に於ける課題解決の重要な役割を果たせると考えています。
(*1)2014年6月9日付リリース 第14055号 「チャレンジJAL」宣言 http://press.jal.co.jp/ja/release/201406/002056.html
今回は、衛星打ち上げに関わる各種輸送協力(衛星、物資、スタッフ)や、JALが保有する施設などでの各種実験のサポートを予定しています。また、JALは次世代教育の取り組みを「空育®」(*2)と称して実施しています。今回のサポートを機に、「空育®」の一つである「環境・宇宙を通じて『地球の未来』を考える」のコンテンツ拡充や新たな教育の場の提供を検討してまいります。さらに、今回の「SHOOTING STAR challenge」による「人工流れ星プロジェクト」実施時には、「流れ星遊覧チャーター」を行う予定です。詳細は決まり次第お知らせします。
(*2)2016年11月14日付リリース 第16218号 JAL「空育(そらいく)®」宣言を行います http://press.jal.co.jp/ja/release/201611/004027.html
JALは「空」に想いを馳せる企業として、新しいチャレンジを継続し、未来を切り開く活動を今後も積極的にサポートしてまいります。
【参考資料】
◆「SHOOTING STAR challenge」プロジェクトとは
「SHOOTING STAR challenge」プロジェクトは、日本の民間宇宙企業である株式会社ALEが、産官学の協力を得て開発を進めている「人工流れ星」の挑戦を応援するプロジェクトです。オフィシャル・パートナー協賛頂ける企業様を引き続き募集しております。2018年末から2019年初春に人工衛星の打ち上げ、2019年初夏に広島・瀬戸内地域にて初回チャレンジ予定です。
*「SHOOTING STAR challenge」プロジェクトHP http://shootingstarchallenge.com/
◆「SHOOTING STAR challenge」プロジェクト・チーム
東北大学院工学研究科 航空宇宙工学専攻 宇宙ロボット研究室 准教授:桒原 聡文
- 人工衛星部設計・製造
首都大学東京 システムデザイン学部航空宇宙システム工学コース 教授:佐原 宏典
- 軌道計算、加熱率計算
神奈川工科大学工学部機械工学科航空宇宙学専攻 准教授:渡部 武夫
- 材料解析、構造解析
日本大学理工学部航空宇宙工学科 准教授:阿部 新助
- 発光観測、材料製作
◆「SHOOTING STAR challenge」オフィシャル・パートナー
株式会社ファミリーマート
日本航空株式会社
◆「SHOOTING STAR challenge」サポーティング・パートナー
(*アイウエオ順)
アリオス株式会社
NOK株式会社
NTN株式会社
恩田鋲螺株式会社
株式会社ダイニチ
株式会社エージェンシーアシスト
株式会社興和製作所
株式会社中島田鉄工所
株式会社ひびき精機
株式会社PDI
斎藤樹脂工業株式会社
秀和製作所株式会社
三和メッキ工業株式会社
高砂電気工業株式会社
日本機材株式会社
◆株式会社ファミリーマートとのコラボレーション
オフィシャル・パートナーである、ファミリーマートと共に、ファミリーマート加盟店でのコラボレーションキャンペーンや、JALマイレージバンクとファミリーマート提携5周年記念を融合させたタイアップキャンペーンを実施し、「SHOOTING STAR challenge」の機運を高めます。