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プレスリリース

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JAL、HAKUTO-Rのコーポレートパートナーに参加

~月着陸船の組み立て支援と打ち上げ射場への輸送支援を実施~

 

  • JALロゴ.jpg

     

  • HAKUTO-Rロゴ.png

     

(共同リリース)

 2019年2月22日
日本航空株式会社
株式会社ispace

日本航空株式会社(所在地:東京都品川区、代表取締役社長:赤坂 祐二、以下「JAL」)と株式会社ispace(所在地:東京都港区、代表取締役CEO:袴田 武史、以下「ispace」)は、2019年2月22日よりコーポレートパートナー契約を締結しました。今回、JALはHAKUTO-Rのコーポレートパートナーとして、航空運送事業で培ったノウハウを活かし、成田のエンジンセンターでのランダー(月着陸船)組み立てに関する技術支援(*1)に加えて、ランダーとローバー(月面探査機)の輸送支援を通じ、民間月面探査への挑戦をサポートすると共に、新事業領域の一つである「宇宙」事業の創出に取り組みます。

 JALは2015年よりispaceが運営する民間月面探査チーム「HAKUTO」のコーポレートパートナーに参加(*3)して以来、「JAL presents HAKUTOスーパームーンフライト」のイベント実施や打ち上げ予定地のインドへの月面探査ローバー「SORATO」の航空輸送を担いました。さらに、2017年にはispaceと資本業務提携を締結(*4)、2018年10月からはispaceが行う世界初の民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」のランダー組立ての技術支援を開始しております。
 JALは、月面探査レース終了後も月への挑戦を続ける「HAKUTO-R」にコーポレートパートナーとして参加し、民間初の月面探査の実現への支援を通して、月という新しいフロンティアを切り拓き、人類の宇宙での活動拡大に貢献してまいります。

(*1)2014年06月09日付共同プレスリリース http://press.jal.co.jp/ja/release/201810/004909.html
(*2)2014年06月09日付プレスリリース 第14055号  http://press.jal.co.jp/ja/release/201406/002056.html
(*3)2015年10月22日付共同プレスリリース http://press.jal.co.jp/ja/release/201510/002475.html
(*4)2017年12月13日付プレスリリース 第17114号 http://press.jal.co.jp/ja/release/201712/004533.html

 

  • ランダー画像RVS.jpg

    世界初の民間月面探査プログラム HAKUTO-Rのランダー 

参考:会社概要

◆株式会社JALエンジニアリング(http://www.jalec.co.jp/index.html
JALグループの航空機の整備を担い、安全運航を支える航空機整備会社。羽田空港、成田空港、伊丹空港を拠点に、JALグループの航空機の発着整備、点検整備、航空機からとり下ろされたエンジン・部品などの整備を行う。また、日本各地の空港において、JALグループの航空機に加えて海外航空会社の航空機の発着整備も行う。

◆株式会社ispace (http://ispace-inc.com/jpn)                  
「Expand our planet. Expand our future. ~人類の生活圏を宇宙に広げ、持続性のある世界へ~」をビジョンに掲げ、月面資源開発に取り組んでいる宇宙スタートアップ企業。2018年2月までにシリーズA国内過去最高額となる103.5億円の資金調達を実施。日本初民間開発の月着陸船による「月周回」と「月面着陸」の2つのミッションを行うプログラム「HAKUTO-R」を発表。アメリカSpaceX社のFalcon 9ロケットで2020年と2021年に打ち上げ予定。日本、ルクセンブルク、アメリカの3拠点で活動。

◆HAKUTO-R (http://ispace-inc.com/hakuto-r
HAKUTO-Rは、ispaceが2021年までに行う世界初の民間月面探査プログラムです。独自のランダーとローバーを開発して、2020年に月周回と2021年に月面探査の2回のミッションを行います。SpaceXのFalcon 9を使用し、それぞれ2020年半ばに月周回ミッション、そして2021年半ばに月面探査ミッションの打ち上げを行う予定です。

◆HAKUTO
HAKUTOは、日本で唯一世界初の民間月面探査レースGoogle Lunar XPRIZEに参加した日本発の民間月面探査チーム。ispaceが運営し、ベンチャー、大学、そしてプロボノと、さまざまなバックグラウンドを持った人材が集まり、それぞれの特技を生かし合って月面探査ロボット(ローバー)を開発していました。Google Lunar XPRIZEは、2018年3月の期限をもって勝者なく終了しています。

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